香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

天国に一番近い人

 

 

 

今、街録ch~あなたの人生、教えてください~

 

というYOUTUBEチャンネルにハマっている。

 

かなりハードでアウトな人生を歩んできた人たちが、

 

街角の公園や公共スペースにふらりとやってきて、

 

自分が歩んできた人生を語り、ふらりと帰ってゆく。

 

刑務所を脱走して、数十日間逃亡していた服役囚が、

 

幼少期からの壮絶な家族からの虐待や、

 

鑑別所内でのすさまじい体験を赤裸々に語ったり、

 

遠野なぎこ、米良美一、オリラジ中田、杉本彩、

 

といったヤバ系芸能人も多数出てきて、

 

それはもう、信じられない人生を顔出しで語るのだ。

 

また、インタビューする側も、ピンポイントな質問を、

 

容赦なくぶつけまくるので、ここをもっと聞けよ、

 

というようなストレスを見ている側に感じさせない。

 

 

 

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これら、壮絶な人生を語る人たちを見ていて思うのは、

 

彼らの表情に一種の〝明るさ〟が漂っていることだ。

 

よくそれで死なずに生きてこられたなあ、というような、

 

凄まじい体験を〝まあ、ちょっと大変でしたけどね〟

 

くらいの口調で淡々と語る彼らの達観した在りように、

 

一種の解脱しきったいさぎよさを感じるのだ。

 

 

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これはあくまで僕の推測に過ぎないのだが、

 

彼らは、幼少期から、虐待や暴力や病気など、

 

過酷すぎる状況が常態化した中で育ったため、

 

この状況を受け入れて生きざるを得なかったので、

 

凄惨な境遇に慣れきってしまっている。

 

いくら自分が抵抗しても、誰も助けてはくれないし、

 

自分で状況をコントロールすることなどできない、と、

 

人生の早い段階で〝悟って〟しまっているのだ。

 

なので、彼らの表情から放たれる淡々とした明るさは、

 

人生を完全に受け入れるしかなかったことからくる、

 

ある種の悟りのような明るさなのではないか、と思った。

 

 

 

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また、彼らは過去に体験した〝記憶〟を語っている。

 

そして、

 

記憶に付随して湧き出る様々な憎悪や罪悪の想いを、

 

ただ、消えてゆく姿として眺めることができた時、

 

記憶は、自分の頭の中にしか存在しない、

 

単なる夢の映像であり、何の力もないことが分かる。

 

 

そういう意味で、

 

何も考えられないくらい過酷な人生に身を置いた人は、

 

最も天国の近くにいる人たちなのかもしれない。

 

 

秘めたるが花

 

 

昔、

 

♬~男と女の間には、深くて暗い川がある~♪♩

 

という歌があったが(つくしさんは知ってる…くっ…)

 

突然、男女の性の方向性について書いてみたくなった。

 

まあ、独断と偏見に満ちているので、

 

こいつはホンマに、男女の事は何にも分ってないな、

 

という態で、読んでいただければ幸いである。

 

 

 

 

 

女性は、1人の男の中に1なる男性性を見るのに対し

 

男性は、無数の女性の中に、一つの女性性を見る。

 

 

全ての女性読者からの総スカンを覚悟で述べるなら、

 

男性の浮気は、厳密にいえば浮気ではなく、

 

複数の女性の肉体を同時に愛しながら、

 

その奥に在る、同じひとつの女性性を愛している。

 

一方、女性は、基本的に(あくまで一般論として)

 

一人の男性の中に一なる男性性を見てそれを愛する。

 

(※もちろん、そうでない男性や女性もいる)

 

 

 

 

 

女性性は、

 

一人の中に〝ひとつの神〟を見出すのに対し、

 

男性性は、

 

無数の中に〝ひとつの神〟を見出そうとするので、

 

たとえ、その女性との肉体の営みが、その時だけの、

 

たった一回こっきりの行きずりの行為であっても、

 

その行為の最中の今この瞬間は、真剣に愛しており、

 

純粋な愛(ハート)につながって、神を感じている。

 

(※どんな男性の行為もそうだとは言えないけれど…)

 

ただ男性の場合、

 

その一回一回で愛が完結してしまうので、

 

同時に複数の肉体を愛しても、何ら矛盾を感じない。

 

なぜなら、A子さんとB子さんの中に、

 

同じ〝ひとつのもの〟を見い出しているので、

 

そこに〝差〟を見ることがないからである。

 

 

 

 

 

一方、

 

女性の愛はどこまでも一なるものへと収斂してゆく。

 

一人の男性の中に在る一なる男性性(神)と繋がり、

 

その中で永遠の愛を感じていたいと願う。

 

それにはずっと〝一人〟を愛し続ける必要があり、

 

ある意味、結婚は、女性のための制度だといえる。

 

なぜなら、この制度がなければ、一人の男性を、

 

一生一人の女性のもとに引き留めておくことなど

 

到底不可能だからだ。

 

 

 

 

 

女性の愛はどこまでも深く探り、

 

相手の男性の全てを極め、知り尽くしたいと思う。

 

一方男性の愛は、相手を理解すれば理解するほど、

 

対象物に対する性的エクスタシーを失うのだ。

 

男性は、さらけ出されたものに興味を示さない。

 

何度も一人の女性だけとセックスをしていると、

 

性的興奮やエクスタシーを覚えなくなるのだが、

 

女性は、どうしてもこの点が理解できない。

 

 

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秘めたるが花、という言葉があるが、もし、女性が、

 

一人の男性の愛をつなぎ留めたい、と思うのなら、

 

絶対に男性の前で、全てをさらけ出してはだめだ。

 

もっとこうして、ああして、もっと私を見て、私を知って、

 

何でわかってくれないの、とやった時点で、

 

その女性はもう、彼にとって特別な存在でなくなる。

 

なぜなら男は、隠され、秘められたものに、

 

強烈に惹きつけられる生き物だからだ。

 

 

というわけで、ご精読、ありがとうございました。

 

 

汝、あがくべからず

👆 ガラガラのラウンジ

 

 

今年最後の夜桜を見に奈良ホテルまで行ってきた。

 

木曜日の夜のラウンジに、客はまばらだった。

 

おかげで、おいしいお酒を飲みながら、まったりと、

 

ライトアップされた桜を満喫することができた。

 

この日は、お酒が飲めない友人の車で来たので、

 

僕は、ビールから始まり、茶葉を使ったジンリッキー、

 

ドライマティーニ、バランタイン17年のロック、と、

 

様々なお酒をバーテンさんに作ってもらって飲んだ。

 

下戸の友人もまた、色んなノンアルカクテルを楽しんだ。

 

 

👆 このホテルは家にいるみたいにくつろげる

 

 

風に舞う花びらは、なんとも風情があって美しい。

 

桜風吹を見ながら、静かに瞑想するような感覚で、

 

救われ切っている、今この瞬間を味わっていた。

 

美しい櫻、おいしいお酒、談笑している客の話し声、

 

洗練されたスタッフ、歴史ある建造物が醸し出す

 

レトロな懐かしさに包まれ、何だかすっごくいい気分。

 

そして、言葉では言い表せないこの〝いい気分〟

 

こそが、本来の僕たちの本質なのだ、と思った。

 

 

 

 

僕たちが、一生懸命働いてお金を稼ぐのも、

 

必死で婚活するのも、スマホゲームに没頭するのも、

 

旅行に出かけるのも、成功を目指すのも、結局は、

 

〝いい気分〟になりたいからに他ならない。

 

それで、この〝いい気分〟を手に入れるために、

 

自分は何もしなくてよい、ということに、

 

この歳にしてようやく気付きはじめた次第である。

 

なぜなら、いくらお金を稼いで成功しても、

 

どんなに幸せな結婚をして楽しい家庭を築いても、

 

何かを成し遂げ、みんなからすごいと言われても、

 

そのいい気分を手に入れた途端、次の一手が現われ

 

もっと大きな〝いい気分〟を手に入れるための、

 

新たな奮闘が始まる。

 

 

👆 奈良ホテル愛が止まらない

 

 

なにもせず、抵抗をやめて、そのままでいること。

 

人生の流れに大の字に開いて、あがかない。

 

今この瞬間に立ち現れている〝いい気分〟を、

 

きちんと観て感じること、それが神を感じること、

 

ひいては、真の自由への第一歩となる。

 

 

 

 

よく、スピ動画などで、好きなことだけをして生きる、

 

やりたくないことはしない、と言われたりするが、

 

僕の場合、これでいくとどうしても、

 

何が好きなことで、何がやりたくないことか、

 

を判断しようとする〝自分〟が生じてしまい、

 

じゃあ、今の仕事を辞めよう、となったりするので、

 

僕は、小さないい気分、を感じているほうが多い。

 

(これも人それぞれなので、どちらも同じだと思われ…)

 

 

👇 奈良ホテルで天狗を見た話し

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「周作は、もっと自分を自由にしてあげた方がいいよ!」

 

と、ホテルのラウンジで話している時、友人に言われた。

 

彼がどうしてこんなことを言ったのかは不明だが、

 

僕にはこれが兄貴からのメッセージのように聞こえた。

 

僕にもまだまだ抵抗がある。

 

それすらも、今にたたずんで、動かさずにいると、

 

すっごく愛おしさに満ちた気持ちに満たされる。

 

というわけで、今日も幸せな一日だった。