↑ 今年もPM2.5がやって来たよ。
遠くの景色もいい感じにセピア色だよ。
ひとつの愛で覆われ、差異を見出せなくなった今、
聖霊だけにフォーカスしつつも、
時間的にはひとつの結論を出さねばならない、
と、取捨選択を迫られている。
この旅は、その瞬間が訪れるまではプロセスだ、
とデイヴィッドが言っているように、ひとたび、
その瞬間(取り消しを完全に受け入れた瞬間)
が訪れれば、全ての決定は、神の決定として、
瞬時に何の迷いもなく成されるはずだ。
なので、その瞬間が訪れるまでは、全てがプロセス、
要するに、僕はまだ、
経験を通して実践を継続している過程にある。
だから、たとえ全てが聖霊一色に見え、
同一の愛の中にいることを実感できていたとしても、
先ずは自分がまだ、プロセスの途中にいることを、
しっかりと認め、認識することが大切であり、
そのうえで、聖霊に祈ることが重要だと思っている。
そうやって祈っていると、前回の記事に書いた、
香港から去り日本へ帰る、という選択が、
夢の世界を去り、天国(故郷/父)のもとへ帰還する、
という決断の映し絵だった、と悟った。
神の国へ永遠に帰還するかどうか、という決断を、
東京へ帰任するかどうか、という幻想を通して、
問われたわけだ。
そして、いかに自分が、まだまだ、
いまの現状を変えたくないと思っているか、
父の元へ帰りたくないと思っているか、
ということを思い知らされた。
例えば、明日、この幻想の世界から離れ、
父が待つ故郷へ帰ってもよい、となったら、
自分はどんなに動揺し、抵抗するかを、
今回の〝日本帰任 or 香港残留騒動〟から学んだ。
だって、日本へ戻るかどうか、というだけで、
差が見れない、決められない、と大騒ぎするのに、
これが、父の待つ天国へ永遠に還る決断、となれば、
それはもう…(表現不能)、である。
というわけで、今後は、
故郷へ還る為に、この肉体と現実を使ってゆく。
しかし、腹の底ではもう決まっている。
神の救済計画のみを唯一の機能にしようと…。
そして、
自分は父へ還ることを100%選択したのだから、
何があっても自分は安全で問題がないと知っている。
と、ここで、閑話休題!
いまWOWOWシネマでやっているホラー特集の中で、
昨日見た〝ドクターエクソシスト〟という映画が、
とてもコース的だと感じた。
「それは君の本当のお父さんじゃない。
君はいま夢の中にいるんだ。
夢を信じなければ、君はこの夢から脱出できる。」
主人公のエンバー先生は、人の心の中に入り込み、
中にいる悪魔(エゴ)を退治する能力を持っている。
彼は相手が見ている夢の現実にアクセスし、
ここはリアルではなく、君は夢を見ている、と告げる。
そうして、相手が〝あれ?〟と思った隙をついて、
現実世界へ相手を連れ戻す。
まあ簡単に言えばこんな感じのストーリーなのだが、
そこへ悪魔祓いやオカルトの要素を盛り込み、
戦慄のホラー映画に仕上げられている。
そして、
僕がこの映画がコース的に面白いなと思ったのは、
夢を見ている本人が、
自分は今夢を見ていると真に認識した証として、
必ず、上層階の窓から地上へと、
本人の意志でダイブしなければならないという点だ。
それは、少しでも疑いを持っていたり、
夢の現実に未練や執着があると、
夢は醒めない、ということの象徴でもある。
この週末、部屋を暖かくして、
ワインでも飲みながら、まったりと観てくれ!