また最近、兄弟からガン見されることが多くなってきた。
通りを歩いている時や、バスを待っている時、または、
スーパーで買物をしている時など、通りすがりの人々が、
ぱっ、と驚いたような表情で、こちらを一瞥してくる。
今日もジムでバランスボールを使って腹筋をしていると、
僕が身体を起こして立ち上がった瞬間、
周囲でトレーニングをしていた人たちが、
一斉に僕を凝視してきたので、ビビった。
最初、自分の顔に何か付いているのか、とか、
服装がおかしいのか、とか、ヘンな匂いがしているのかも
と、念入りにチェックをしてみたが、
別段、異常は見受けられなかった。
その証拠に、知り合いや友人は、普通に接してくれる。
ひょっとして、自分がイケメン過ぎるのがいけないのか、
とも思ったが、もしそうなのであれば、もっと若い頃から、
毎日ガン見されまくっていたはずである。
で、今日気づいた。
彼らは僕の背後に神の気配を感じているのだ、と…。
一瞬、ただならぬ気配を感じて僕を注視するけれど、
その正体が何かは理解できないまま、通り過ぎてゆく。
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そして、僕もまた、
兄弟からガン見されている、と思っているが、
本当は、神にガン見されていたのだった。
自分はずっと神と一緒にいて、
天国から一瞬たりとも離れたことはなかったことを、
兄弟の眼差しを通じて認識している。
僕が兄弟たちに神の反映を見るように、きっと彼らも、
僕の中に神の反映を垣間見ているのだろう。
神の教師は、ここにいて、ただ歓んでいるだけで、
神の愛を延長させていることを、兄弟の眼差しを通じて
学んだのであった。
連休一日目の今日は、午後からジムで自主トレをし、
その後、マッサージと脚の裏の角質落としに行ってから、
家で、いつ完成するか分らない小説を書いて過ごした。
あ、それから、ふと思い立ち『神の使者』も再読中だ。
と、こんな風に僕の夏休みは過ぎてゆく。
意識が解体されてゆく夏休み。
本当に無いと分かって過ごす夏。