⇑ 上海出張最終日は、足つぼマッサージと、
足の裏の角質取り、の同時進行でシメる。
このブログでは、料理や景色よりも、できるだけ、
人物が映った写真を多く掲載するよう心掛けている。
写真に出てくる兄弟たちの表情や立ち居振る舞いから、
その瞬間のハートを感じ取ることができると思うからだ。
なので僕は、兄弟達の顔にモザイクをかけない。
人の顔を塗り潰す行為ほど無礼なものはないと思うし、
目の部分を横に黒く塗るのも、犯罪者みたいで嫌だ。
だから〝人の顔を潰す〟くらいなら、初めから載せない。
街で偶然映り込んだ見知らぬ人々の写真など、
99.9%僕のブログを見ないと確信できる人々については
独断と偏見で勝手に掲載させていただいている。
また、ごく近しい人に関しては許可を得て掲載している。
というわけで、今日、上海出張から戻ってきた。
先日の香港空港閉鎖で延期されていた上海出張に、
やっと今回行けることになったのだ。
というのも、
僕は8月いっぱいで中国関連の業務から離れるため、
今後僕の業務を引き継ぐ弁護士と、旧会社の社長とで、
必ず8月中に、上海の会計事務所や銀行へ赴き、
各種変更手続きを行なう必要があったのだ。
前の会社は、二代目ボンボン社長が引きついで以降、
去年九月に業務停止となり、僕をはじめ全社員が、
10月から、常務の立ち上げた新会社へと移った。
それで僕は、新会社で仕事をする傍ら、
旧会社の残務整理を手伝ってきたのだったが、
今の会社の業務が忙しくなってきたので、今回、
その業務を陳弁護士の事務所に任せることにしたのだ。
午前に会計事務所を二軒回り、
午後から工商銀行でサイン権抹消の手続きを行なった。
これでもう、当分上海へ来ることもないだろう。
思えば、上海事務所の〝松居一代事件〟や、
財布紛失事件、恐怖の極道税務局員事件、など、
赦しどころ満載な僕の上海出張ではあったが、
素敵なホテルや、レトロな街並みの中で、
たくさんの赦しや癒しを得たのも事実だ。
そんな、
僕の心の中を存分に見せてくれた上海兄弟たちも、
その時代時代でできる、精一杯の赦しを実践するうち、
ひとり、またひとり、と、消えて行ってしまった。
⇓ 香港がまだ元気一杯だった2013年のクリスマス
キャセイのCAさんたちのパフォーマンス
これを見るとなぜか優しい気持ちになる。
上海から戻ると、僕の家がある維園の辺りは、
火炎瓶と催涙弾が飛び交い、大変な騒ぎになっていた。
民主活動家で、流ちょうな日本語でお馴染みの、
アグネス・チョウさんも逮捕起訴されてしまったし、
これから香港はどうなってしまうのだろう。
明日は、トレーナーとのセッションが入っているが、
家から出ない方が賢明かな…。
⇓ 上海のオシャレホテルの記事はこちら ⇓