香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

遅れて来た反抗期

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👆 香港にお米が無い、と週報に書いたら、  👆    

  社長からお米が送られてきた。ひゃっほーい!

 

 

今日は、トレーナーと筋トレの日だった。

 

筋トレ中の雑談で、トレを初めてもうすぐ三年ですね、

 

という話になり、今後、新型肺炎が落ち着いたら、

 

セッションの回数を週2回に増やし、初心に戻って、

 

食事も一から見直して肉体改造したい、と僕は言った。

 

 

すると、トレーナー氏が、

 

「しかし、星谷さんは最近、ちょっと反抗期で、

 

 あまり僕の言うことを聞いてくれないんで…。」

 

と、何気なく言ったのを聞いて、あっ、と思った。

 

 

そういえば、トレ直前に、トレーナーに確認することなく、

 

メニューを無視して勝手に胸を鍛えてしまっていたり、

 

そのやり方だと全然筋肉痛にならない、と文句を言ったり

 

食事メニューに炭水化物が多すぎる、と、

 

ことあるごとに駄々をこねていた。

 

それで、彼にとってはちょっと困った客、というか、

 

どう指導すればいいか、少し悩んでいたらしいのだ。

 

 

「ああ、オレ、こんなところで〝やっ〟ちゃってたんだあ。」

 

と思った。

 

昔、元コンババ部長から言われて嫌だな、

 

と思っていたことを、トレーナー氏にやっていた。

 

 

すみませんでした、ときちんと謝った。

 

これからもよろしくお願いします、と頭を下げた。

  

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例えば、借金を返していないことで生じる罪悪感を、

 

心の中だけで赦そうとするより(👈ていうか、無理だろっ)

 

むしろ一生懸命働いて、少しづつ返していくか、または、

 

実際に謝って誠意を見せた方が赦しが早いのと同様、

 

直接、きちんと謝ることで、幻想の罪悪感も消えてゆく。

 

金を借りたら返す、悪いと思ったら謝る。

 

要は、赦す前に、まず人として、

 

普通にするべきことを普通にする、ということである。

 

 

おっと、横道に逸れてしまったが、そんなわけで、

 

ここ最近〝人にやられて嫌なことを自分がやっていた〟

 

パターンに気づかされることが多い。

 

気づいてちゃんと赦して行けるいまだからこそ、

 

僕の兄貴がここぞとばかりに出してきているのだろう。

 

僕は100%、兄弟たちに、兄貴に、神に守られている。

 

そう思った瞬間、

 

神の歌が聞こえて来て、ちょっと泣いた。(笑)

 

 

過去から自分がやってくる

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 👆 あーあ、やっちゃった。 👆

  

前日のパワハラの記事の後で、この話題はナンなのだが

 

小学5年生の頃、僕は学校でイジメられていた。

 

原因は、野球やソフトボールが苦手だったから…。

 

苦手というより、全く興味がなかった。

 

それより、テニスなどの個人競技の方が好きだった。

 

しかし当時の日本は、野球8割、その他のスポーツ2割、

 

くらいの比重で、スポーツと言えば野球、

 

小学生男子のあこがれと言えばプロ野球選手、

 

テレビでも、他の番組の放送を中止してでも、

 

プロ野球のナイター中継を放送していた時代だった。

 

 

クラスでは、

 

毎朝、前日のナイター試合の話でもちきりとなる。

 

体育の時間も、男子だけソフトボールをする。

 

僕は、野球のルールもよく知らず、

 

ソフトの試合でも、まったく戦力にならない。

 

やがて、野球知らず、というあだ名をつけられ、

 

それから、野球ができない奴は男子ではない、

 

男子でなければ女子だ、となり、

 

最終的に、オカマだ、となった。

 

当時、ちょうどおすぎとピーコが流行っていて、

 

オカマという言葉が大流行していたのだ。

 

それから、事あるごとに、女子の方へ行け、とか、

 

野球ができん奴は入ってくんな、と言われるようになり、

 

僕にとって、体育の時間や、休み時間が地獄になった。

 

なぜなら、休み時間になると、男子はみんな、

 

校庭に出て庭球野球をするからだ。

 

僕は、女子だけが残る教室にいるのがいやでいやで、

 

校舎の屋上に続く踊り場で時間を過ごしたりしていた。

 

 

今の自分なら、

 

そこまでして仲間に入れてもらわなくて結構です、

 

てな具合で、図書室で本でも読んでいただろうが、

 

何といってもまだ小学生だったし、当時は今のように、

 

不登校とか学校へ行かない、という選択肢はなかった。

 

ただただ、八三五にされることが怖くて仕方なかった。

 

 

6年生から中学へ上がる頃になると、皆、思春期を迎え、

 

野球一辺倒ではなくなってきたため、次第に、

 

イジメ、というか、差別みたいなのは無くなっていったが、

 

なぜか今日、当時の事がしきりに思い出され、

 

胸がズキーン、となるのだった。

 

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👆それでもあなたは悪くない!👆

 

自分の気持ちをじっと観察した。

 

過去の自分が会いに来ているのだな、と思った。

 

ちょうど土曜日で、時間や心にも余裕があったので、

 

ソファに胡坐をかき、じっくり当時の自分と向き合った。

 

 

当時の悲しみや苦しみをじっと見つめているうち、

 

大きな罪悪感と共に、激しい憎しみが湧いてきた。

 

最初、自分をイジメた相手に対する憎しみかな、

 

と思っていたが、ようく、ようく、見てゆくと、

 

それは、自分自身に対する憎しみだと分かった。

 

 

毅然とした態度もとれず、言い返すこともできず、

 

ふにゅふにゅしていた自分への憎しみ…。

 

それはまさしく、

 

相手から、自分をちゃんと守れなかった、

 

当時の自分自身に対する憎しみだった。

 

 

本当は、相手の心ない暴言に対して、

 

アホか、野球みたいなもんに、興味なんかないんじゃ」

 

「お前らなんかの仲間に入れてもらわんでも結構や!」

 

「野球選手にもなられへんくせに偉そうにすんな、ボケ」

 

「お前らと仲良くする義務なんか俺にはない」

 

と、毅然としていれば、それで済んだ話だったのだ。

 

しかし、当時の自分は何も言い返せなかった。

 

相手が正しくて、自分が間違っている、と思っていた。

 

 

そういう意味で、イジメのトラウマって、

 

相手から何をされたか、というよりも、

 

〝いじめをホイホイ受け入れてしまった当時の自分〟

 

を赦せない、という部分から来ているのかもしれない。

 

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過去の自分を赦す。

 

それでも君は悪くない、と赦してゆく。

 

「仕方ないさ、あの時はあれが精一杯だったんだから。」

 

「それに、相手からどんなに攻撃されても、

 

 当時の君は決して相手を攻撃しなかったじゃないか。

 

 じっと耐えたじゃないか。それこそが本当の強さだよ。

 

 僕は心から君のことをすごいと思っているよ。」

 

「本当によく頑張ってくれたね。それでよかったんだ。

 

 だって、今の僕がこうして幸せでいられるのは、

 

 あのとき、仕返しもせずにちゃんと耐えて、

 

 これ以上のカルマを作らずにおいてくれた 

 

 君のおかげなんだから。」

 

本当に会いに来てくれてありがとうよ。」

 

 

ちゃんと言葉にして会話したわけではないが、

 

こんな感じで、当時の自分を解放していった。

 

最後は、様々な思いがすーっと消えていくのを感じた。

 

そうして、赦し終わってみれば、

 

ああ、これも、自分の心の中だけで起こっていることで

 

実在ではなかった、ということが分かる。

 

 

というわけで、

 

相手がどうであろうと、最後に赦すべきは自分なのだ、

 

ということを学んだ土曜の午後であった。

 

 

置いてきた自分

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出張もなく、毎日事務所で一日を過ごすボクである。

 

それで今日、会計ソフトの中の売掛金を精査していたら、

 

245ドル(約25,000円)の過剰受取金が出てきた。

 

つまり、客先から代金を、

 

請求書よりも25,000円多く受け取っている。

 

しかも日付が去年の三月になっている。

 

エドワードに訊いて、色々調べてゆくと、

 

先方にインボイスを送った後、単価間違いが分かり、

 

25,000円少ない額のインボイスに修正したが、

 

修正後の正しいインボイスを先方に送っていなかった。

 

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先方とやり取りして返金処理をするのも面倒なので、

 

内部だけで雑損で処理してしまおうか、とも思ったが、

 

決算時に監査人から指摘されて処理するのも嫌だし、

 

多く受け取ったのなら、事情を話して返金すればいい、

 

と軽く考え、こうこうこういう事情で返金させてください、

 

と、客先の社長へメールを送った。

 

 

ほどなく、客先の社長から返信が来た。

 

こっちはすでに決算が済んでおり、

 

期を跨いで処理をすることはできず、それになにより、

 

なんで去年の三月のことを今頃になって言ってくるんだ、

 

オタクは一体どんな管理をしているんだ、みたいな、

 

こちらの否を責めるような内容だった。

 

しかも、うちの社長にもCCが入っている。

 

 

こんなとき、今の自分であれば、はい、よろこんで、と、

 

いま在る神に抵抗せずにいられる、はずなのだが、

 

今回に限って、ムッカーと、怒りが湧きおこってきた。

 

 

たった25,000円の処理で何を言ってるんだ?

 

そっちも、請求書の中身をチェックしてなかったんじゃん。

 

なんで、俺が責められなきゃいけないんだ。

 

こんなことになったのは、ミスをしたエドワードのせいだ。

 

さまざまな思考がないまぜになり、その時の自分はもう、

 

〝ち・が・う・だ・ろー、ちがうだろーっ、ハゲーっ!〟

 

の豊田議員状態となっていた。

 

(ちなみに、エドワードはハゲではない)

 

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日常茶飯事で起こる、業務上の些細なトラブルに対して、

 

ここまでの怒りはちょっとおかしい、と自分でも思った。

 

で、しばし仕事の手を停め、今ここに在る怒りに抵抗せず

 

ただじっとしていると、突然、昔、僕の部下だった、

 

藤井君と笠原君の顔が、ふっ、と浮かんできた。

 

次の瞬間 「ああ、この社長、俺だったんじゃん!」と、

 

全てがバッコーンッ、と腑に落ちた。

 

 

まだ僕が30歳そこそこだった頃、

 

僕は2人の部下にひどいパワハラをしていた。

 

そのせいで、彼らは体調を悪くし、会社を辞めて行った。

 

しかも、当時の自分は、パワハラをしている自覚もなく、

 

むしろ、部下思いの熱血上司だ、とさえ思っていた。

 

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その時のことを思い出した時、

 

過去に置き去りにした、まだ赦されていない自分が、

 

客先の社長に姿を変えて、今の自分に会いに来ており、

 

過去に置き去りにした、まだ赦されていない他者たちが、

 

エドワードに扮して、今の自分に会いに来ているのだ、

 

と思った。

 

 

要するに、その当時の自分を今も赦せていないから、

 

過去の自分が赦しを得るために、

 

他人のふりをして、今の自分に会いに来ているのだ。

 

 

自分を動揺させる他者は全て、赦されていない自分だ、

 

ということに気づいた瞬間、

 

僕は、藤井君と笠原君に対して、心から謝罪していた。

 

正確に言えば、

 

エドワードに扮した藤井君と笠原君に謝っていた。

 

また、客先の社長に扮した過去の自分も赦した。

 

すると、それまで豊田議員状態だった怒りが、

 

すーっと、なりを潜めてゆくのが感じられた。

 

最終的に、今回のこの件に関しては、

 

金額も少額なので返金はしないことでケリがついた。

 

 

僕たちは、

 

自分を不快にさせる他者を不快に思っているのではなく

 

不快なことをしていた過去の自分を不快に思っている。

 

そういう意味で、他者を赦せば、自分も赦される、

 

というのは真実である。

 

結局、ここには自分しかいなかったのだ。