今日の午後、家のリビングで何やかやしていると、
小バエがすっと眼の前を横切った。
さっき、換気の為に窓を開けた際に入ってきたのだろう。
確か、ワンプッシュするだけでハエがいなくなるという
殺虫剤があったはずだと、僕は部屋の中を探し始めた。
すると、再度黒い小さな物体がしゅっと眼前を横切った。
瞬間、小バエに対する愛おしさがこみあげて来て、
自分は、殺虫剤を探して何をするつもりだったんだろう、
と、はっと我に返った。
だって、部屋に入ってきたのが蝶々だったら、
殺虫剤をふり掛けたりしないだろうから…。
見えている夢の空間に顕れてくるものは、
全て自分であり、すなわち神の反映なんだ、
という思いが、一気に押し寄せ、
コバエに対して(本当は神に対して)、
ありがたい気持ちでいっぱいになった。
👆 60キロで4セット目、辛いっ!
もちろん日常生活では、
フツーに落ち込むし、フツーに焦るし、フツーにムカつく。
〝めっちゃヘコむわー。でも、なんかシアワセ〟
〝うわっ、どうしよう。でもなるようになるし、ま、いっか〟
〝アイツ、まじムカつく。でも、やっぱりだいすきーっ〟
と、ここまでくればもう、本人にすら、わけが分からない。
表面で何が起こり、どんな感情が湧いたとしても、
根底にはハートの愛が流れている。
何が起きても、天国は変化しない。
その流れに抵抗せず、身を任せるのだ。
電車に乗り遅れた、スマホを無くした、仕事で失敗した、
など、何かうまく行かないことがあったら、それは、
うまく行かなかったほうが良かったのだ。
なぜなら、それがうまく行っているかどうかなんて、
個の自分には解らないからだ。
全てが完璧に良き方向へ流れている、
と捉えることが神に抵抗しない、の意味となる。