香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

みぞおちの中の兄貴

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今日は、在留邦人の住所変更届を出しに、

 

セントラルにある日本国領事館まで行ってきた。

 

多くの日本人が帰国しているせいもあってか、

 

待合室に人は皆無で、手続きは10分で済んだ。

 

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以前、聖霊兄貴が自分と同化しつつある、と書いたが、

 

昨日の〝香港ドルのユニット株どうする事件〟以降、

 

なんか、聖霊がずっと僕のみぞおちの辺りにいて、

 

見るもの聞くもの触れるもの、を片っ端から、

 

ひとつの解釈へと変換していっている感じがするのだ。

 

 

すれ違うサラリーマン風の男性が目に入れば、

 

サラリーマン風の男性 ⇒ 神とすれ違った、

 

これどうするんですか的な業務メールを受け取れば、

 

責められている感じ ⇒ 神から言い寄られている感じ、

 

店員さんから、ありがとうございました、と言われれば、

 

店員さんのサービス ⇒ 神から感謝されている

 

と言う感じで、瞬時に解釈が神へと置き換えられてゆく。

 

 

聖霊に訊く、聖霊に教えてもらう、と言うより、

 

ずっと聖霊がみぞおちの中にいる感じ。

 

脳ではなく、みぞおちの奥から〝神の想い〟が来る。

 

世界が〝神〟というひとつの解釈に置き換わることで、

 

無数の解釈で成り立っていた世界が無くなる。

 

なので、世界は無くても、見えるものは見えているし、

 

起きることは起きていて、するべきこともちゃんとできる。

 

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それでもまだ、先日の〝コーヒーカップ事件〟のように、

 

様々な解釈は出てくるのだが、それも即座に、

 

みぞおちの辺りで〝神の愛してる〟に変換されてしまう。

 

 

僕のように会社で仕事をしていると、もう次から次へと、

 

様々な出来事が勃発し、様々な思いが湧いてくる。

 

だが、その度に立ち止まり、解釈を止める、

 

なんて芸当をやっている余裕も時間も全くないので、

 

やはり僕の場合は、先に〝神〟を智り、

 

神というひとつの解釈から見たほうが手っ取り早かった。

 

 

というわけで、明日はいよいよ全人代で、

 

香港の国家安全法が審議(挙手賛成)される日である。

 

もう何が起こっても起こらなくても、神でしかなく、

 

故に、それは本当に起こっては無かった。

 

 

 

銀行いろいろ

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 👆 中国銀行本店のビル 

 

今回の国家安全法の制定は金融にも影響が出ている。

 

香港ドルの価値が下落する可能性が出てきたのだ。

 

それに、中国が金融機関をコントロールし始めれば、

 

香港の銀行や証券会社の自由性も失われる。

 

突然、政府の発令で、個人の財産が凍結されたり、

 

株の売買が停止される可能性もある。

 

国際通貨である香港ドルは米ドルにリンクしているため、

 

これまで米ドルと同じく、信用度の高い通貨だった。

 

しかし、ここへ来て、市民の人たちはこぞって、

 

香港ドルを売り、米ドルなど別の通貨を買い始めた。

 

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僕の給料は全て日本の口座に日本円で支給されるので

 

問題はないだろうと思って悠長に構えていたら、

 

香港上海銀行のユニット株を香港ドルで保有していた。

 

これは、2000香港ドル分の香港上海銀行の株を、

 

毎月買い続けてゆくというもので、15年ほどやっている。

 

2000香港ドルは口座から自動的に引き落とされる為

 

自分でも毎月株を買っているという意識は無く、

 

老後を過ごす貯えになれば、くらいの気持ちでいた。

 

※2000香港ドル=約28,000円

 

 

しかし、香港ドルがいつ崩壊するやも知れず…、

 

という状況の中、僕の心はざわついた。

 

すぐに銀行へ行き、株を解約して米ドルに換金するか、

 

それとも、一時の変動に迷わされず、このまま毎月、

 

2000香港ドルで株を購入し続けるか、迷ったのだ。

 

 

エドワードに訊けば、すでに生活費以外の現預金は、

 

全て米ドルに替え、英国系の銀行へ移したという。

 

もう一人の日本人に訊けば、

 

私立に通う二人の子供の学費の支払いが大変すぎて、

 

心配になるような財産なんか無い、と言われた。(笑)

 

 

とりあえず仕事を抜け出し香港上海銀行へ行ってみた。

 

プレミア専用の待合室でアドバイザーの順番を待つ。

 

ソファに腰を下ろし、向かいの中国銀行の方を見れば、

 

中国系の銀行を信用できない人々でごった返していた。

 

規制がかかる前に預金を引き出そうとしているのだ。

 

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この世界は夢で、起こってすらなく、故に罪も恐怖もない

 

と真に理解していたとしても、お金をどう管理するか、

 

子供をどの学校へ入れるか、支払いをどうするか、など、

 

肉体を持って夢の世界にいる僕たちは、それでも、

 

毎日の日常の中で様々な決定をしなければならない。

 

こんな時、起こってない、世界は無い、とやってしまうと、

 

僕の場合、何も決められなくなってしまうので、

 

先ずは、今への抵抗をやめ、沈黙するようにしている。

 

 

と、そんな感じで順番を待っていたとき、

 

「あ、俺、今、金銭(=神の平安)を失うことを恐れている」

 

と思った。 恐れているから、迷っているのだ、と…。

 

 

自分は間違った解釈をして、間違ったものを感じている。

 

 

とりあえず、沈黙する。

 

解釈して感じるのではなく、沈黙することで感じる。

 

僕の中の〝本当に無い〟ことを知っている聖霊と在る。

 

やがて、この恐れも神の愛の想いだったことが

 

思い出されてきた。

 

神の想いを、金銭の喪失への恐れ、に〝解釈〟している。

 

で、神を思い出したら、また沈黙(=抵抗しない)。

 

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名前を呼ばれ、アドバイザーの個室に通された。

 

女性アドバイザーに笑顔で迎え入れられた。

 

香港ドルの株を持っているのが不安なので…、と、

 

今日ここへ来た目的を彼女に話した。

 

彼女は僕の口座情報が映るPCの画面を凝視しながら、

 

解約すると15万香港ドルほど損をしますね、と言った。

 

だが、もうこの時の僕は、神の愛の流れの中にいたので

 

恐怖から株をどうにかしようという考えは無くなっていた。

 

ただ、アドバイザーの〝ように見えている〟聖霊と在った。

 

 

「じゃあ、先ず、お客様のスマホに、

 

 株を売買できるアプリをインストールしましょう。

 

 そうすれば、わざわざ銀行へ来ることも無いし、

 

 自分が一番納得できるタイミングで売買できますよ。

 

 今、手放したら、15万ドルも損をした、と、

 

 後で必ずモヤモヤすると思いますから。

 

 それに、ユニット株は、長期で持ち続けることで、

 

 価値が出てくるんです。

 

 あなたは毎月2000香港ドルで株を買い続けてますが

 

 底値になったら、その分多くの株数を購入できるので、

 

 長期的には得なんです」

 

 

多分、僕の口調に躊躇が見て取れたのだろう。

 

これからは、毎日スマホのアプリで、

 

香港ドルの動向を見ながら、

 

ここぞ、と自分が思えるタイミングで手放せばいい、

 

こうアドバイスしてくれた。

 

 

さっすが僕のアドバイザー(兄貴)、よく見抜いている。

 

それから、アプリをインストールしてもらい、

 

使い方を丁寧に教わってから、銀行を後にした僕であった。

 

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ライチ王

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先日飲みに行ったバーのマスターが、

 

日本の〝ベタな〟ウイスキーを買うならドンキがいい、

 

と教えてくれたので、仕事帰りに早速、

 

チムサーチュイのDONDONDONKIに寄ってみた。

 

香港のドンキは日本のドンキとは雰囲気が全然違う。

 

食料品が6割を占め、お惣菜売り場とかあったりして、

 

ほとんど日系のスーパーみたいな様相を呈している。

 

 

で、お酒コーナーを探せば、あった、あった。

 

サントリーレッドやオールド、ジョニグロも並んでいる。

 

ただ、お目当ての角瓶が無かったのが残念だった。

 

そう、家飲みにはこのランクのウイスキーで充分なのだ。

 

毎日、余市や山崎、なんて飲んでたら破産だよう。

 

それで、最終的に、アルコール度数が37度と、

 

比較的マイルドなブラックニッカを買った。

 

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家へ向かって夜の市場を歩く。

 

ドリアンやライチが山と積まれた果物屋の明るい光、

 

刺青をした魚屋の兄ちゃん、花屋のおばちゃん、

 

焼き餅を売る屋台のおばあさん、仕事帰りのOLさん、

 

これまで、ここにこんな人がいる、あんな人がいる、と、

 

解釈しながら感じていた光景を、ただ沈黙して感じる。

 

 

そうやって、沈黙の中(今の中)を歩いていると、

 

人々の中に常に備わっている〝神である側面〟が、

 

くるりと向きを変え、僕に向かって一斉に輝きだす。

 

僕の場合、ベールの向こうから神が出てくると、

 

男性も女性も、若い人も年取った人も、怖そうな人も、

 

皆、一斉に〝カッコよくクール〟な感じに見えだすので、

 

すぐに、神が来たあーっ、と解かる。

 

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沈黙とは、今、この瞬間に在る、を見ることであり、

 

そこに留まると神が上がってくる。

 

すると、全てが神の祝福で輝いて見えはじめる。

 

 

そうなると、でっち上げでしかなかった自我の世界など、

 

一瞬にして跡形もなく消え去ってしまう。

 

神を体験された方はもうご存じかと思うが、

 

それほど、神のフォース(力量)は、とてつもなく強力で、

 

隠ぺいしてどうちゃらこうちゃら、などという解釈は、

 

もう瞬殺で凌駕されて行ってしまう。

 

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👆 これは〝荔枝王〟(ライチ王)という品種 

 

通りがかった果物屋の軒下に、

 

大粒でみずみずしいライチが出ていたので、

 

2ポンド買った。

 

僕の背後から、多謝阿!(ありがとうね)という、

 

果物屋のお姉さんの声が聞こえて来た。

 

瞬間、幸せな気持ちがこみあげてきた。