↑『娑婆におさらば』(『神の使者』中国語版)をあの台湾人総経理にプレゼントした。
昨日、退社間際にウェブのスケジューラーで
自分のスケジュールを確認したら、うわっ!どえらいことになっていた。
08:30-09:30 資材部部長と棚卸会議
10:00-12:00 部長定例会議
12:00-13:30 ホテルにてランチミーティング
13:30-15:30 ホテル会議室にて顧問弁護士と経営方針打合せ
15:30-16:30 会計士と決算終了ミーティング
16:30-17:30 Himmelプロジェクト会議
17:30-19:30 中国→香港 移動
19:30-22:00 香港奇跡講座読書会出席
なんじゃこりゃ!俺を殺す気かーっ!いくらなんでもハードすぎる!
即行、僕のスケジュール管理をしている中国側秘書のファーちゃんに問いただす。
「一日で全部済めば後が楽でしょ!そのかわり明日は暇にしておいてあげたわよ。」
という返事が返ってきた。
でも、なんで奇跡講座の読書会が今日なんだよ。
「日にちが変更になったと連絡があったので、なんとかむりくりいれました。」という。
それじゃあ、いつ晩メシを食えばいいんだよーう。ほんま、とほほ…ですわ。
普段、僕のスケジュールはプライベートも含め、全て秘書の女の子が管理している。
仕事のアポ以外にも、コース読書会の手配や歯医者に行く時間、
休暇で日本へ帰国する際のチケットやホテル手配、
葉山ののりちゃんの家に6時に着くには、何時の電車に乗ってどう行けばよいかまで、
ちゃんと調べ、ポンポンとスケジュールを埋めていってくれる。
ある意味、あうんの呼吸と、本人のセンスが問われる仕事だ。
プライベートまで秘書が管理するのには理由があって、夜のアポや会食が
プライベートと混じる、出張の中にプライベートな予定が入っている場合に、
いちいち自分で調整していたら間違いがおこって、
効率よく仕事をこなせなくなるからだ。
僕は一切文句を言わないので、時々こういう、とんでもない一日になったりする。
でも、まあいっか。明日は暇にしてくれたみたいだし。
今日の昼の会議では、深圳工場の深刻で重大な問題を討議した。
討議というより事項はすでに決定されていて、
どうやってそのプロセスを遂行させるかが話し合われた。
このとき、僕は兄貴にただ明け渡し、ともすればエゴに捕らえられそうになるのを
必死でこらえた。
全てはすでに決まっている。すべてはすでに起こっている。
重要なのは自分が赦すかどうかだ。
それによってこのすでに終わっているリピートな世界から脱出することができる。
僕はこのとき、兄貴のことだけを考えながらなんとか過ごした。
みんなが芝居をしているように見える。
同時に神聖な兄弟たちが芝居をして自分に見せてくれているようにも見え、
ただただありがたかった。
が、しかし、香港に着いた時にはへとへとで、結局読書会はキャンセルに。
ああ、疲れた〜。