香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

起こるままと起こすまま


↑ こっそり香港健康管理センターの中をパチリ。看護師さんも全員が日本人なのだ。

今日は健康診断の日。

コーズウェイベイのワールド・トレード・センタービルにある

健康管理センターを訪ねた。


でも、なぜか予約が午前11時になっている。

そうです。あの秘書のファーちゃんが予約してくれたのでした。

寝坊できるようにと遅めの時間に設定してくれたのだが、

これでは11時までコーヒーも飲めなければ、パンも食べれない。

でも、うれしいよ。ありがとうね。


前回ここで健康診断を受けたのは3年前、ちょうどアンフィニに行き始めたころだ。

2011年の5月に開かれたインテンシブクラスが最初だったから、

スピリチュアルな事を知ってもうすぐ3年ということになる。

なんか、ものすごく昔の事みたい。

それまではスピリチュアルなことなんか全く考えたことのない、

ただの駐在員だった。


健康診断は、血液検査、視力聴力、レントゲン、問診、心電図、と続いていく。

前回より体重が3キロ落ち、身長がなぜか1.2センチ伸びていた。

そういえば、昔、身長はもう伸びない、という概念をごろごろで手放したことがあった。

その頃は何か計測できる結果がほしい、と思っていた。


健康診断を終えてから、近くの誠品書店を覗いてみた。

精神世界の書棚を見れば、おっ、ありました。

ゲイリーの2冊目、その名も『輪廻を断つ!』(邦題『不死というあなたの現実』)。

『娑婆におさらば』(邦題『神の使者』)も健在だあ!

翻訳監修のところを見れば〝若水〟とある。

この人は台湾のコースの第一人者で、香港のコース読書会も

この人の流れで立ち上がったものらしい。

へえ、この人がゲイリーの本に携わっているんだ、道理で考え方が近いと思った。


↑ 副題には〝アーテンとパーサが帰ってきたぜい!〟とある。

秘書のファーちゃんにプレゼントしようと『不死という…』を購入する。

そうなのだ。ファーちゃんはすでに『神の使者』を読破していて、

エックハルトの本も3冊読み終えているのだ。


最近では「お給料が上がらないけど赦します。」と、

訳のわからないことを言うようになった。


もうすぐガンガジの『ポケットの中のダイアモンド』を読み終えるみたいなので、

明日この本を贈ることにする。

中国国内では、この手の本は反国家思想を啓発するとして〝発禁〟となっており、

一般の中国の人は読むことができない。

なのに、裏通りに行けば、エックハルトのDVDが海賊版で300円くらいで

売っていたりするから不思議だ。


昼からはオフィスで仕事。

なぜか「物事が起こるままにしておく」という言葉を思い起こし、

実践してみることにする。


プライベートな事柄を一人処理する時や家族や友達といるとき、または、

スピ仲間と一緒のときなんかだったらすんなりできるこの〝起こるままにする〟ということが、

いざ職場で…となると、これがなかなか〝ドキドキ〟ものなのだ。

即座に指示や解決策を出すことで会社に認められ、

お給料をもらえていると思い込んでいるので、

そうおいそれとは〝物事を起こるまま〟にはできない、のだ。


さっそくケリーが何やら言ってくる。

「インボイスの価格がどうのこうの。」

「個人所得税申告の申告欄がどうのこうの。」


本社の総務からも電話がかかってくる。

「5月の損益分岐点を試算してほしい、どうのこうの。」

「介護保険料免除になるためにはどの書類が必要で、どうのこうの。」


素早く合理的な判断をし、指示を出さねば。

まず赦しを行ってから。それからなら、別になにを言ってもいいもんね。

そうやって自分を納得させようとするのを手放して、とりあえず起こるままをやってみる。


案外簡単にできる。そんな、やいやい言うほどの事でもない。

すでに書いてしまったシナリオに身を任せ、じたばたしなければいいのだ。


やがて、外から幻想の物語を見ている不思議な感覚になる。

この夢の世界を、関係のない場所から覗いているような感じ。

と同時に、解き放たれたような自由さがわっと来た。


でも、「あるがまま」の感覚とは全然違う。

あるがままだと、起こっていることを起こっていると認めて、

それをありのまま受け入れているので、絶対ドキドキ焦ってしまうと思う。

「物事を起こすのではなく、起こるままにしておけばいい」というのは、

なんにも起こっていないことを確認してゆく作業なのだ、とこのとき気づいた。


撮影済みの映画を見ている観客みたいだ。

起こっていない物語を見て、客としてリアクションを打っているだけ。


ケリーも、ほかの同僚もここ1年くらいは完全に僕の我が家への帰還を助ける

〝役者さん〟になってしまっているので、

あまり動揺したり焦ったりしなくなったのかも。


明後日から日本。やっほーい!