香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

あ〜あ、またまたやっちゃった!


↑ゴミだらけのビルの生垣にひっそり咲いていた。よく見るとすごくきれい。

職場での〝幻想削除作業〟も、いよいよ佳境に差し掛かりはじめた。

今日はずっと工場で日本語通訳さん採用の面接をした。

ここへ来て、日本語通訳さんが辞めてしまい、

どうしても一名補充せざる負えなくなったのだ。

採用しても、総経理がいる間だけなので1か月半後には去っていただかなくてはならず、

その上、辞めていただくときにはまだ試用期間中なので、補償金も出せない。

そんな感じで候補者の方々にインタビューをしていると、大きな罪悪感が出てきた。

こんなとき、以前なら〝あわあわ〟と無意識状態になり、全部済んだ後になって

〝あれは全部うそだ。エゴの妄映だ〟と、兄貴に渡していたが、

今日は完全に面接の間も〝これはデタラメな夢だ。全てまやかしの嘘だ〟

と見抜くと同時に兄貴に開放して、出てくる罪悪感の〝自動渡し〟

ができるようになっていた。


午後遅い時間に総経理と話をする。

例のISOの品管部長(日本人駐在員)が、毎日のように総経理室を訪れ、

いろいろと難題を突き付けてくるというのだ。(※4月2日の記事を参照)

「わたしはこれとこれの品質管理はしますが、あれとあれの品質管理はしません。」

「部下の課長にISOを任せ、私は一切関知しません。」

挙句の果てには 「わたしをフィリピン工場へ異動させるよう社長に直訴します。」 

と言ってきたというのだ。

ダイビングが趣味の彼は、以前からリゾート地のど真ん中にあるフィリピン工場へ

異動になろうと、いろいろとあの手この手で頑張っていた。

そのために「わたしはこの工場にいても何の役にも立ちません。」

アピールを繰り返していた。

だが彼にはすでに、リゾートとは程遠い、

中国内陸のド田舎にある中国企業へ出向が決まっている。

ここでも見破る。一見総経理に加担したくなるが、もう彼でさえ夢の中に出てくる

なんだか実体のない妄映に見えてくる。

本当にここまで来ると、もう吉本新喜劇の世界だ。


今日一日を過ごしてみて思うことは、

昨日あたりからは、もうダイレクトに直通で兄貴に開きっぱなしの状態でいろいろな人と話をし、

〝これは夢の中の妄映〟だと、はっきり自覚しながら〝こんなものない〟と、

タイムラグなしで否定するようになっていることだ。

「これは自分の罪悪感が投影されていて、だからなんちゃらかんちゃら。」

というような前置きもなくなった。

〝これは嘘の映像だ〟と見た瞬間に気づき、あとはひとりシラけていた。

自分は父とともにいて完璧である、という自覚と自信が出てきた。

こんなエゴが差し出す茶番な喜劇を、

父の息子であり、兄貴の弟である自分が信じるはずないじゃん。


なのに、なのに、なのに…、ああ、またまたやっちゃったのであーる。(※4月11日を参照)


退勤間際、弁護士事務所のパラリーガルの人から、人事資料提出の追加依頼が来た。

すでに何度も人事資料を集めては渡し、集めては渡し、していたから、

「こんな小出しに資料要求するのは勘弁してくれ。」

と、相手に文句を言おうとする自分が出てきた。

が、寸でのところで〝これは嘘だ〟と気づいた。

しばらく兄貴に自動丸投げをした後、〝取引き〟かどうかを確認した。

出てきた答えは〝取引き〟だった。

しかし、ここまで分かっていながら、やはり相手に電話をし、

「各職員の入社年数や社会保険の記録など、なんでこんな初歩的な資料を

最初の資料集めの時にリストに入れなかったのか。」

と、パラリーガルの人に食って掛かってしまったのだ。

結局、その彼が内部で検討した結果、今回は提出不要ということになった。


ほうれ、やっちゃったやろ。後悔やろ。

自分って、やっぱりまだまだやろ。

ほら、自分の主張を通したほうがうまくいったやろ。それでええねん。


エゴの声が聞こえてくる。しかし、以前と違って、ここでも少し余裕が出てきた。

まあいいや。自分がすることは〝これは本当ではない〟と見破ることだけだ。

あとは、兄貴に癒してもらう。

どちらにしてもこんなの〝あり得ないうそ〟なのだ。

罪悪感など持つ必要はない。無視だ。

今日は香港へ戻ろうと考えていたが、なんかすごく眠かったので、ホテルに泊まることにした。

少し寝て、さっき目醒めた。

毎度のことだが、向かいの部屋から、女性の派手なあえぎ声と

ペタンペタンと言う音が聞こえてくる。

そしていつものようにペタンペタンは、やがてぺタペタペタ、に変わる。

ここはビジネスホテルだが、同時に4時間1000円で休憩もできるのだという。

はあ〜、エクスタシー。フィニッシュ。