香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

陽炎

↑屋上で雨漏りがしないか、ジョイントのチェック!熱いっ!

昨日は某都市での最終視察だった。

朝7時に家を出て、帰宅したのが夜の11時半、へろへろになって戻ってきた。


直通列車で広州東駅に到着すると、市政府の人が出迎えにきてくれていた。

新型のレクサスに乗せられ、現地入りする。

レストランへ入っていくと、政府局長や鎮長さん、環境局のひとたちが勢ぞろいしていた。

アドバイザーのK氏にお願いして、実務を行う人たちを一堂に集めてほしいと、

以前からお願いしてあったのだ。


今回はうちの顧問も同行していて、食事中もパソコンを開き、ガンガン質問してゆく。

顧問は事前にいくつかの指示を出していた。

密かにi-Phoneで会話を録音しておくこと。そして、後で意味の取り違いを指摘されないよう、

日本語への通訳は僕が行わず、すべて相手方の通訳さんに任せること、などだ。

顧問は、ひとつひとつの事項について、だれが、いつまでに、何をやるかについて確認し、

それを同時にパソコンへと打ち込んでゆく。それを再度局長の前で読み上げ、了承を得る。

「これはわたしの管轄ではありません」とたらい回しになるのを避けるため、

担当窓口を日本語ができる管理局員ひとりに決めてもらい、以後はすべての事柄において

その人だけとやり取りができるようにした。

「事が決まってしまうと、偉い人たちは大抵表に出てこなくなるため、全ての人たちが会する

この席で、主要な取り決めを行っておくことはとても重要なのだ。」と顧問。

顧問の参加は、昨日の社長とのやり取りで急遽決まったのだが、彼はそのために深夜便で

中国入りしてきていた。


今の自分に必要な人は、こうやって自然と設定が作られ、立ち現れるのだな、と思った。


昼食後は現地で建屋を入念にチェックする。

大学卒業したての投資促進局の男性担当者が、暑いのが嫌だと、車の中から出てこない。

結局、女の上司に叱られ、炎天下の屋上に30分も立たされる羽目に…。

中国の若い人たちを見ていると、全体的に女性の方がしっかりしていて根性がある、

という印象を受ける。受け答えもしっかりしているし、出てくる資料も正確だ。

そう言えば、冇問題(モウマンタイ)を連発する天真爛漫タイプは男性に多い気がする。


↑ジョイントの錆をペンキで隠しているような…。
詳細な視察を終え、帰る段になって、またまた直通列車の時間に間に合わなくなった。

ひょっとして、またあの地獄のバスツアーか、と恐怖がよぎる。

と、アドバイザーのK氏が自家用車で来ているとかで、国境まで送ってくれることになった。

やったあ!ごっつあんです、兄貴!

それでも、金曜夜の渋滞で、深圳に戻ってきたときには8時を過ぎていた。

それからシャングリラホテルで顧問たちとビールを飲みながら打ち合わせをしたのち、

やっとこさ香港へと舞い戻った。


ああ、やっと怒涛の一週間が終わった。

東京で兄弟てっちゃんに会ったのが、つい数日前のことだったなんて…。

なんだか、すっごく遠い過去の出来事のような気がする。

時間や出来事が、その場その場で独立して存在しているような感覚が強くなってきている。

その時間に起きた出来事が終われば、それは閉じられ、ライブラリーのファイルの中に

折りたたまれて格納される、そんな感じだ。


それから、今日面白い感覚に襲われた。

昼食では、みんなが中華料理の大きな丸テーブルに座り、さまざまなやり取りをしたのだが、

〝これはない〟と認識しながら、ぼうーっと静寂の意識で見つめていると、

誰かが発言するたびに、その人の肉体のある所だけが浮き出したように、びびび、と反応

するように見えたのだ。うまく言えないが、発言者の上に赤いランプがともるような感じ。

電気信号によって、それぞれが決められた言葉を発言する。

要は、ひとつの意識が同時にさまざまな肉体に電気信号のようなものを送り、反応させ、

動かしているように見えたのだ。

こうやって映像が造り出されていることに気づくと、嫌でも〝もういいや感〟がアップしてくる。

それでも時折〝1人高速入れ替わり映像〟の中に入り込んでいしまうと、

さっと反応してしまい、イラッとしたり、攻撃したり、動揺したりしてしまうのだが、

それにハッと気付いて、即座に兄貴に渡せるようになってきた。


↑管理所の方々。一日本当にお疲れ様でした。
今日は土曜日。強制覚醒道場もお休み。

先週土曜日に出勤した代休を月曜日に取ろうと思っていたが、ふぁちゃんから、

支払い承認がたまっているという連絡があり、ちょっと無理っぽい。

いろんな場所で、いろんな人に会うたび 「うわっ。自分がこんなにたくさん。」と思う。

修正の依頼も即座にできるようになってきた。

このブログを始めたころの自分と、見え方が全然違ってきているのが、楽しい。