香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

秋の夜長


↑オフィスの前の通りで。

秋の夜長。ワインを飲みながらまったりと過ごしている。

今週は主に資金調達に走りまわっていた週だった。

やはり、新工場が稼働すると、最初の売掛金を回収するまでの運転資金が必要になる。

みんなの給料、設備費用、内装代など、計算すると、準備金なんてすぐになくなってしまう。

やばい、と思った僕は、大勢の子どもたちを抱え、やりくりに奮闘するお母さんよろしく、

ここへきてセコくやっていく決心をした。

フェリーに乗っている時、工場の総務部長から電話がかかってきた。

「出向者が泊るホテル代の上限を500元(約7千円)にしたいんですが。」と総務部長。

「高すぎる。300元でいいよ。お金がないからこれ以上は出せない。」と僕。

「みんなのお昼の弁当は20元と15元があるんですが、どちらにすれば…。」

「15元に決まってんじゃん。」

「トイレをウォシュレットにしたいんですが…。」

一瞬、ダメ、と返事しそうになったが、自分も使うことになるかも、と思い直し、

「まあ、それはいいよ。お客様が使うこともあるわけだし。」と答えた。

そんな、みみっちいやり取りをしている僕の後ろで、日本人ビジネスマンがケータイ片手に、

南米からサバを何百トン仕入れて何億の売上げ、みたいな話をしている。

この差はなに?きいーっ!


↑ 香港上海銀行がまだ閉鎖中。定期を解約したいのに…。
その一方で、メインバンクのいくつかの支店を訪ね、融資について相談する。

幸い、グループ全体の売り上げが好調なうえに、親会社には潤沢な資金があるので、

銀行の人もホクホク顔で対応してくれ、ついつい「わたしはお客!おーっほほほ。」

的ないつもの悪い癖が出てしまい、ちょっと反省する。

あまり調子に乗ると、あの日本でのアルマーニのネクタイ23,000円状態になるので注意なのだ。

(※9月30日の記事をご参照願います。)

最終的には、親会社からのローンで切り抜けることになった。


まあ、そんな感じで今週は過ごした。

ジムに入りなおしたので、明日は久々にジムで体を動かそう。