↑昨夜、列車を降りた瞬間、映像が眠っている時の夢のように見えた。
今日は佛山にお泊り。
工場は毎日深夜まで残業していると聞いていたので、今日は覚悟してきたのだが、
意外にも5時に終わり、6時過ぎには市内のホテルに入れてしまった。
ずっとお籠りをしたかったので、ホテルの部屋から階下のレストランに電話をし、
回鍋肉(ホイコーロウ)と 叉燒包(チャーシューまん)を届けてもらって食べた。
でも、白飯はほとんど残してしまった。
時間が有り余っているので、YOUKUで『昼顔』の最終回を見る。
なんだ。この結末は…。みんな元のさやへ戻るんかい!
まあ、主婦視聴者を敵に回すわけにはいきませんわな。
でも、僕の経験上、上戸彩は不倫相手と別れて正解だったと思う。
一生、その人を純粋に100%愛おしいままでいられるし、相手もそうだろうから。
結局、勝ったのは上戸彩だったのだ。
それから、罪ってエクスタシーなんだ、とも思った。
人の道ならぬ恋、罪を犯した自分に罰を与えようと、自分の家に放火をする。
最後に警察の人が言った「刑罰にならない罪は自分で贖うしかないのですよ。」という言葉が
すごく印象に残った。もう、どこまで罪で遊ぶつもりやー。
先週入社した日本人の営業マンの人だが、今日佛山の工場で会った。
ビザの申請をしている間、日本で研修を行うということになっていたので、
いつ行くことになったのか訊いたら、なんかすごく怒りだして、
「そういうことは管理部がちゃんと計画を提示すべきだろう。」とか、
「ビザの申請が遅すぎる。」とか、
「本社の管理体制も、何もかもなってない!」
と、机を叩いて吠えていた。
数か月前の僕だったらもう、びゅんびゅんしまくって、数日間は大変だっただろう。
しかし、もうこれは本当に嘘っぱちの映像だと完全に見抜いている。
これは嘘だ→分離など起こっていない→兄貴この無意識の罪悪感を消去して下さい→神だけ
何もせず、何も言わず、ワイワイ言っている相手の顔を、じっと感慨深げに観察していた。
もちろんビュンビュンはくるが、エゴの映像を全く信じていないので、すぐにハートに行けた。
僕はこの時、彼の様子を見ながら、ああこれは〝みんなの前で攻撃される。〟
という、僕がこれまで何度も繰り返してきた投影パターンを見ているのだな、と気づいた。
もう、神しか見ない、ハートしか見ない、それ以外は全部まやかしだ。
それをしばらく続けてゆくと、この攻撃が、彼自身のなかに眠る
学歴への劣等感から来ていることが分かった。
「侮辱される前に、やっつけてやれ!」という恐怖の裏返しだったのだ。
僕がここで赦し、神にとどまり続けることで、彼の中にある恐怖も消えるのだな、と思った。
同時に、自分の無意識が投影し続けてきた「攻撃されて当然。」というパターンも、
兄貴によって解体されてゆくことを感じたのだ。
それから、前世のどこかで、僕はこの人をこんな風に攻撃したのだな、というのも見えてきた。
だから、ここでもう赦して、終わらせる。
そんなこんなで、昼顔も見終わり、
YOUTUBEも、LINEも、GOOGLEも、何にも見れないので、
ゲイリーの『不死という…』をもう一度読み返す。
嘘の映像を見て、それを本当に嘘の映像だとして扱いだした自分に、
ちょっと驚いた一日だった。