香港さんといっしょ! 奇跡講座(ACIM)と純粋非二元

欲望都市香港で奇跡講座を実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

電気代返せ!

今日は夜のフェリーで香港へ戻ろうと思っていたが、

総経理が午後3時の船に乗ると言うので、

一緒に便乗することにした。

まだ明るいうちに香港へ戻れてラッキーなのである。


フェリーに乗っているとき、

本社の人事部長から電話が入った。

2−3日前の記事でも書いた、

今月末で解雇する予定の日本人品管部長

(現在珠海の工場へ出向中)が、

電気代の請求額の件で、ごねているという。


聞けば、彼がいま住んでいるアパートの電気代は、

まず会社が電気代を支払い、後で本人の現地給与から

天引きしているのだが、11月分の電気代の天引き額が

2,000元(37,000円)になっていて、

俺はそんなに使ってない、一体どういうことだ、

という話なのだそうだ。


本来は現地の管理部長とやり取りする案件なのだが、

管理部長の彼女が休暇で台湾に一時帰国しているため、

僕のところに話が来た。


電話が鳴った瞬間、

「ああ、もう…。兄貴、今日はこれかい。」

と、僕はため息をついた。


これはただの錯覚だ→ 錯覚なので本当ではない→

ゆえに何の罪もない→ 兄貴、こんなの要りません

そして、エックハルトの〝ち〜ん!〟。


赦しをしているうちに、本社の人事部長が、

珠海にいる本人にスカイプアウトをつなげた。


ウソで、でたらめの、エゴのストーリーに対し、

設定の役を演じる自分が、一人二役の本人に言う。


「明細を取り寄せて調べれば済むことですよね。

それに、12月分の電気代だってあるんだから、

現地の管理部長が出社するのを待って、

明細を見ながら、きちんと精算しましょう。」


しかし、相手は「なんでこんな事になった!」

みたいな類の事を、延々と呟く。


「自分は12月末でいなくなるんだぞ。」

「中国語ができない社員のお世話をするのが、

 管理部の仕事ではないのか。」

「もし、損失を被ったら責任を取ってくれるのか。」


彼は、自分を解雇した会社に対し、

小さな不手際を指摘して、何とか詫びさせたいのだ。


仕事中の赦しは、

幻想の設定で決まっている役を演じながらとなるので、

いま、ここ、その瞬間にいて、これは起こってないと

ただただ映像を観察するだけである。


僕はずっと取り消しを依頼しながら、

最初に答えたのと同じようなセリフを繰り返していた。

最後は香港に国境がさしかかったところで、

通話が途切れた。


こういうのは慣れているので、兄貴に任せ、

ただ、みぞおちのひゅんひゅんだけを感じていた。

これくらいでは、もうびゅんびゅんにもならない。


一応設定はあるので、常識的にやるべきことはやるが、

電話が切れた時点で、すでにこのストーリーは、

ただの0と1に変わり、消滅してしまっている。

品管部長も管理部長も、もともと存在すらしていない。

だから、あとはもう放っておく。なにもしない。

電話をかけ直したりもしない。考えない。


こうして、やっと香港に着いた。

せっかく船の中で、ハレ師匠とMさんとの

セッション映像を再度見ようと思ってたのにーッ。チッ!


『エースをねらえ!』に出てくる

緑川蘭子のサーブのような小気味よいMさんの質問と、

それに的確に答えるハレ師匠とのやりとりが、

最近の僕のお気に入りになっている。


明日は最後の深圳工場。

工場を大家さんに引き渡す日だ。

だから、今日は早く寝よう!