本日は毎度おなじみの佛山。
いつものようにフェリーに乗り、半日かけて現地入する。
フェリーの中では、これと言って何が、という事もなく、
ずっと兄貴に明け渡したままで過ごした。
世界はない、から始まった僕の赦しの旅も、
それは起こってない → 何の罪もない、を経て、
とうとう、父との分離なんか起こってない、
と宣言するに至った。
これって、もう、究極だと思う。
四の五の言わせず、ちゃんちゃん、ハイ、おわり、
という感じだ。
午後から工場で仕事をした。
家にいるときと同様、世界は平和に満ちていた。
なんで、こんなに変わっちゃったんだろう、
というくらい、みんな優しい。
優しくなかった頃のこの人たちを知っている分、
そのギャップが、やばい。
総経理が笑顔で、それも敬語で話しかけてくる。
WIFIがつながらないというと、開発の課長さんが、
すごく親身になって設定をしてくれる。
会議が終わったとき、以前は攻撃的だった相手から、
「どうもありがとうございました。」
と、なぜか笑顔で礼を言われた。
昨日の原価計算のように、業務で困っていると、
必ず誰かが優しく助けてくれる。
ひええーっ!
マジで気持ち悪いよ。
それから、椅子や机、文房具、工場の設備などが、
アートのように、美しく見えるのだ。
くっきりはっきり、縁どられて見える。
これは椅子じゃない、机じゃない、と冗談半分で
〝否定ごっこ〟をやっていた頃からそう見え始めた。
理由は分からない。
ただ、これも兄貴のいきな計らい、なのだな、と思う。
こういうあからさまな変化を見せられることによって、
兄貴ってほんとうにいるんだ、
赦しって、ほんとうに有効なんだ、と確信できる。
自分はただ、虚空に向かって、
石を投げているわけではないのだ、
と知ることができるのだ。
どうやったら、そうなるのですか、と訊かれたら、
「これは山本さんじゃない。田中さんじゃない。
山本さんなんていない。田中さんなんて存在しない。
僕は神の子としての兄弟しか見たくありません。」
と、仕事中であろうが、寝ている時であろうが、
ガンガン否定して、兄貴に渡しまくったら
いつの間にかこうなった、としか言いようがない。
肉体の田中さんや山本さんが神の子なのではない。
田中さんや山本さんの背後に在る1つの霊性を観る。
それが本当の田中さんであり、山本さんなのだ。
僕の場合、やはり、この世界は夢で幻想だ、
という真実を100% 完璧に確信できたときから、
兄貴との交流がスムーズになり、何の躊躇もなく、
ガンガンモードに入れたような気がする。
それから、最近、空間が砂嵐のように、
ざざざーとなる。何かがボワボワ飛んでいる感じ。
冬至あたりから、空間が発酵し始めている。
冬至から新年にかけて、キツい体験をしている人が
多いようだが、僕は逆に、ますます穏やかになってゆく。
別に穏やかだからいい、と言っているのではなく、
もう戻る、と決めた人にとっては、
この磁気嵐のように上昇する波動に合わせ、
兄貴がここぞとばかりに、赦しを差しだしているのだな、
という気がする。
今日はこれからホテルでまったり、
書き物をして過ごすのだ。