香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

アドレナリン祭り!

昨日は朝の4時半まで書き、その後8時半に起きて、

朝食を食べてからずっと、さっきまで書き続けていた。


やはり、このホテルに籠ったのは正解だったようだ。

カチッと大いなる何かに繋がり、

うまくトランス状態にジャックインできれば、

後はずっとこの状態で書き続けるのみだ。


自分で書くのではないので、しんどくはない。

むしろ一種の恍惚感があり、あとで文章を見て、

これは本当に自分が書いたのか、と驚嘆する。

このことを、僕は常々〝小説の神様が下りてきた〟

と呼び、この状態を少しでも長引かせるために、

トイレにもいかず、食事もとらず、

ひたすら書く。


ただ、僕の場合、トランスに入れるのは、

ある一定の条件を満たした時だけで、

それは、人で混雑し、ざわざわとしているのに、

ずっと放っておいてくれるような場所、

例えばスタバやタリーズのような場所で、

PCの電源が確保できたときのみ、神が下りてくる。


その点、このホテルは、喫茶店、バーのカウンター、

書斎代わりの休憩スペース、美智子妃殿下の間、

と、ジャージとスリッパ姿であちこち移動しながら

書いていても、何も言われず、そっとしておいてくれる。

そして、僕がふっと我に返った時を見計らって、

コーヒーを継ぎ足してくれたりするのだ。

実はさっきも、休憩スペースで書いていたとき、

赤ワインをこぼしてしまい、慌ててボーイさんを呼んだが、

ボーイさんは絨毯を拭きながら

「絨毯が赤でよかったですね。」

と笑顔で言ってくれた。本当に救われました。

ありがとうございます。


そうやって、外出もせず、夜は昨日買っておいた

あんパン2個のみで書きまくっていたわけだが、

さっき、トランス状態から返った自分の顔を見て、

びっくらこいた。瞳は充血し、まぶたは窪み、

目の下には隈ができている。

それに、いすに座りっぱなしだったため、

足がふやけ、ちゃんと力が入らない。


僕が思うに、小説の神様が下りてきている間って、

脳内物質の何とかホルモンがずっと出っぱなしの状態で

ある意味、脳内麻薬で恍惚としている状況なんだと思う。


僕はある条件下でしかこういう風にはならないが、

多分、芥川先輩や太宰先輩はいつでもどこでも何日でも、

あっちの世界へ飛ぶことができたのだろう。

それで、1週間も2週間もインした挙句、

とうとう頭がイカれてしまったのだ。

今回、奇跡講座の本を香港から持ってくるのを忘れ、

のり講義のURLの入ったパソコンも持ってこず、

ようつべもなぜかネット速度が極端に遅くなって

見れなくなったりと、外部から入ってくるスピ的情報と

隔絶されて過ごしている。


ただ、兄貴に訊き、兄貴と一緒に行動し、

兄貴に全てを任せて、過ごしている。

外部の講義などの情報さえも遮断して、

ただ兄貴から差し出される明け渡しだけに集中していると、

こういうスピリチュアルな情報さえも、

「わたし、兄貴の導きでこの情報に巡りあえました。」

という大義名分のもと、いかに兄貴より他者の情報に

重きを置いてきたか、ということに気づかされる。


常に新しい講義を聞き、新しい何かを取り入れなくては。

今度、マスターの誰々さんにこの疑問を質問しなくては。

いつも、このグループのこの情報と繋がっていなければ。


自分の兄貴から聞こえてくる答えはこうだけど、

それが正しいか、あの人に聞いて確かめねば、

あの本を読んで真偽をはっきりさせねば…。


冗談だろ?


もちろん、講義を聞いたり、

本を読んだりするのは重要だし、絶対に必要なことだ。

ただ、この「ねば…。」が曲者なのだ。

しかし、あえて誤解を恐れずに言うならば、

やはり、それは〝従〟でしかない。〝主〟ではないのだ。

できていても、できていなくても、

声が聞こえていても、聞こえなくても、

いくら遠回りをしたって、やっぱりメインは自分の兄貴だ。

そうやって、いつかは独り立ちする時が来るのだ。


だから今回の一時帰国では、

そういうスピリチュアルな情報にさえも執着せず、

静かに自分のハートと兄貴だけとつながるという、

貴重な時間を過ごしている。