香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

直帰



今日は朝4時に起き、迎えの車で空港へ向かった。

クラーク空港の出発ロビーで飛行機を待っていると、

窓の外にものすごくきれいな朝焼けが見えた。

当たり前だけど、朝焼けって、

朝早く起きないと見られないんだね。


そのまま、朝7時の便で香港へ戻った。

機内からは、さっき朝焼けに映っていた山が見えた。

なんていう山なんだろう。富士山みたい。

しばらく『神の使者』を読んでいたが、

すぐに爆睡してしまった。

それからしばらく事務所で業務をしてから、

ペニンシュラビルにある東京三菱UFJ銀行を訪ねた。


きれいな会議室からは香港島の素晴らしい景色が

一望できた。すごくきれいなので写真を撮りまくる。

ひとり自撮りをしていると、

後ろに銀行の人が立っていて、ぎょっとなった。

今日は担当の野村さん(仮名)から、

為替予約(Exchange forward)について、

いろいろと教えていただくことになっていた。

為替手数料のマージンの計算方法や、

利息の設定方法についてレクチャーしてもらうが、

よくわからない。

ずっとメーカーで、モノづくりをしてなんぼ、

の世界でやってきているので、

利ざやを稼いで儲ける、ということが、

いまいちピンとこない。


と、空間に光が飛び始めた。

世界はない、ということを思い出した。

この人は銀行員の野村さんじゃないと、

絶対の確信を持って眺める。

そして、銀行員の野村さんだと認知している

この自分もいないんだと、

意識しながら彼と対峙しつづけた。


もともと無いものに罪なんか無い。

もう〝感じなさい〟と命じられるままに感じない。

ロボットをやめるのだ。

あると思わされてたけど、

罪なんてどこにもなかったんだから。


窓の外に広がる香港島の風景を眺めながら、

ここに見えている世界の全てを赦す、

そんなことを考えながら相手の話を聞いていた。

銀行を出た。今日は疲れた。直帰を決め込む。

ああ、今日もよく赦した、そんな一日だった。