とっても気持ちがよかったので、
裏の森を散策してみることにした。
すぐ裏なので、ケータイだけを持って出かけた。
久しぶりに思い切り明るい陽光を浴びながら、
川沿いを、ゆっくりゆっくりと歩いた。
もっとハイキングとかしている人がいるのかと思いきや、
森の中では、ほとんど人に出会わなかった。
ここは何と言ってもレプティリアンが出る森なので、
いつもはほんの入り口までしか行かないのだが、
今日は本当に天気もよかったので、
ついつい奥の方まで入って行ってしまった。
川の澤の水に足を浸け、ひとり佇む。
なにも考えない。
周囲の景色から、無理に何かを感じようとするのを止める。
湧いてくる記憶も、そのまま流れるままに任せる。
黒アゲハやモンシロチョウをはじめ、
さまざまな亜熱帯の蝶々が飛び交い、小鳥が地面を這う。
水の中で小魚が泳いでいる。
起こっていることを自分のものにしようとせず、
ただ生起しては消えていく姿だけを観察していた。
甘い甘い蜂蜜を、甘い甘い蜂蜜として味わせてください、
と聖霊にお願いしながら、来た道を戻ってきた。
この頃、
だんだん、現実のスクリーンで起きていることを、
信じなくなってきている。
どっか別の次元からこの世界を見ている感じがする。
家へ戻り、昼から小説を書いて過ごした。
いま、直感的に入ってくるものがあり、
ジンジャータウンに加筆をしている。
この作品はもうすぐ、兄弟てっちゃんが、
電子書籍にしてくれる予定。
そういえば兄弟てっちゃん、長崎行ってるのかな?
鹿児島にも行くって言ってたから、楽しんできてほしい。
夜、ハノイの宝石商、佐藤氏から電話が入る。
注文しているペンダントヘッドのイメージについて、
いくつか質問を受けた。
今回、マカバのカタチをしたペンダントヘッドを、
作ってもらおうと考えていて、
思い切って24金で、と佐藤氏に伝えてあった。
先日、仕事関係で出会った女性が持っていた
マカバのキーホルダーがすごくよかったので、
作ってもらうことにしたのだ。
あれこれ、イメージを話しあったあと、
ぴったりの画像を見つけたので送った。
24金なので、見積もりや如何に?