なぜだか無性に体を動かしたくなったのだ。
これも、近頃はめっきり出張も少なくなって、
一日中デスクに腰掛けているせいかな?
様々な部位の筋肉に心地よい程度の負荷をかけ、
1時間ほどトレーニングをした。
そして、最後はいつもの瞑想で締める。
ああ、気持ちよかった。
あっ、そうそう。
今日の昼休み、不思議な体験をした。
皆さんはガヤトリ・マントラ(?)ってご存じだろうか。
僕はインドとか、マントラとかには全く興味がなく、
昼休みに五井先生の映像をYOUTUBEで見てたら、
横の関連映像のところにサイババの写真があり、
何気なくクリックしてみると、
なんだかお経のようなものを延々繰り返している。
その音声がなんだか耳に心地よく、
ちょうど昼寝をしようと思っていたところだったので、
並べた椅子に足を伸ばし、ブランケットを被って、
子守唄代わりにこの音声を聞きながら、
仰向けになって昼寝をはじめた。
しばらくして、ほとんど熟睡しかけたころ、
いきなり、誰かに太腿を、パンパンパン、
とはたかれて目を醒ました。
ハッ、となって辺りを見渡すが誰もいない。
ええーっ? 確かにさっき、誰かに平手で叩かれた。
叩かれた際の感覚も皮膚に残っている。
まあいっか、と思いながら再度聞き続けていたら、
ウトウトしかけた頃になって今度は、
右の二の腕を、パンパンパン、と叩かれた。
その後、すぐにネットが接続不能になり、
音声を聞けなくなってしまった。
うわっ。なに?これ…。気持ち悪っ!
昼休みはオフィスの電気を落としている。
暗がりの中、すごく怖くなった僕は、
即刻昼寝を中断し、
ケリーのデスク近くでコーヒーを飲んでいた。、
そして、訳が分からないまま、
とりあえず兄貴にお任せ、で終了。
神との分離って本当に起こっていなくて、
自分はいま、ここにいるこの瞬間にも、
完璧な存在で天国にいるのだ、と、最近ようやく、
知識ではなく、智識としての自覚を持ち始めてきた。
もちろん、おぼろげ、ではあるけれど…。
眼前に映し出されている映像と、
その裏側から照射されるハートの世界が、
反転を起こしつつあるのだな、と直感する。
分離は一度も起こっていない。
だから、自分は今でも神の国で安らいでいる。
今までは、その安らいでいる神の子の自分が、
どこか、こことは違う別の場所にいて、
そこへ自分は帰ってゆく、というイメージだったが、
ここへきて、その実相の世界は、
自分が今いる世界と重複してあり、
変える必要もなければ、戻る必要もない。
すでにここにあり、ここにいる。
〝受け入れる〟だけだということがわかり、
とても安心した僕なのであった。