香港事務所のスタッフが、僕以外全員、
佛山工場の新年会やら何やらに出席しているため、
僕はひとり事務所でお留守番、というわけで、
ちょっとゆるゆるの、幸せな2日間を過ごしていた。
ちょうど木曜日にのり講義があったので、
久々にリアル視聴しながら仕事をした。
そういえば、今年に入ってから一回も見てないなあ。
最近、こういう映像もほんとに見なくなってしまった。
でも、今回、
皆さんのシェアがすごくよくて、
日常生活で浮上してくる、
些細な怒りや憎悪にきちっと向き合い、
真摯に赦そうとされている皆さんの姿勢にカンドー、
ちょっと泣いた(恥…)。
ご本人たちは〝まだ、こんな事をやってるんです〟
みたいな感じで話されているのだが、
なんの、なんの…。
こういう、小さな日常の出来事の中に、
巧妙に隠されている微妙な罪悪感を捉えるのって、
日頃から、しっかり自分の内面に向いていないと、
なかなかできないことだ。
逆に、人生がひっくり返るような、
小保方さま級の赦しの方が、一発で降参できる分、
案外、容易に赦せたりする。
それから、捉らえた後、ちゃんと逃げずに認識しよう
とする皆さんのひたむきさを見て、
僕ひとりじゃないんだ、ととても励みになった。
ありがとうございました。
それと同時に、やっぱり僕たちは地獄経由だなあ、
とも思う。
だって、コースも何もしていない普通の人だと、
同僚から何か嫌なことを言われたとしても、
即座にバシンと言い返すか、
2〜3日ムカついて終わり、となるのだが、
それをひとつひとつ認識し、完全に兄貴に明け渡して
終わらせるとなると、やはり内面は一時、地獄と化す。
そう言う意味で、同じ地獄経由の皆さん(笑)
のシェアは、異国の地で地獄経由をやっている僕
に勇気を与えてくださるのです。
これは決して損得で言えることではないのだが、
赦して終わらせるか、赦さず言い返すか、だと、
絶対、絶対、地獄経由のほうが〝おトク〟である。
他者を赦せば赦すほど、自分が赦されるのは本当だ。
僕も、日頃の実践から身に沁みて体感しているのが、
明け渡せば明け渡すほど、委ねれば委ねるほど、
確実に終わってゆく、という事実である。
〝離れてない。起こってない。だから罪はない。〟
〝自分はいない。他者もいない。だから世界はない。〟
(〝新・断固三兄弟〟!)
が、頭での理解ではなく、言葉でもなく、
本当に眼前に顕現され、その中で生きはじめるのだ。
↓↓断固3兄弟の記事はこちら↓↓断固3兄弟! - 香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー
金曜日の夜、仕事を終え、
家の近所のショッピングモールを歩いていたら、
台湾の大型書店『誠品書店』がオープンしていた。
日本で言えば紀伊国屋書店と言ったところか。
自分の本があるかな、と思ってみてみると、あった!
2冊もある。そのうちの1冊をそっと抜き取り、
入り口真正面にある村上春樹先生の書棚へ
すっと差し込むと、あとは全速力で逃げる。
そう。これが僕の営業活動。
ということで、本日はこれにて終了!
(↑おーい!世界はないんちゃうんか!←from 読者)