香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

寝過ごし金曜日


↑土曜日はブリキのおもちゃの箱詰めをした。
 おかげで棚がひとつ空きました。


金曜日の朝、目覚めたら10時だった。 

ひええー!ヤバい!

スマホを見ると会社から不在着信が4件入っていた。

寝坊だあ、と思った時にはあとの祭りで、

あわてて、宇宙人総経理に電話を入れた。

独り暮らしの僕に何かあったのではないか、

家で、酒飲んで酔っ払って、

倒れた拍子に頭打って気絶してるんじゃないか、

と、みんなで心配してくれていたみたいで、

感謝する反面、独居老人のような気分にもなり、

内心ちょっと複雑…。

ここ数日、ショーン川上氏の学歴詐称問題が、

ワイドショーを賑わせている。

本人は、業者に委託して作成した、

古い略式の英文ホームページを、

そのままチェックもせず放置していたため、

こんな事になってしまった、と釈明しているが、

講演会やテレビでは必ず肩書が紹介されるため、

そこで本人が否定をしてこなかったということは、

知ってて故意にやっていたと思われても仕方ない。


しかし、とくダネ!とかに出ている川上氏は、

常に知識に裏付けされたコメントも述べていたし、

知的で、見ていて安心感もあり、

僕なんかは、かなりの好印象を持っていた。

ただ、この彼の、豪華な経歴が意識のどこかにはあり、

それが、彼に対する好印象を形作っていたのかも、

という思いも否めない。


こうしてみると、

わたしは人であり、誰々さんも人である、

という認識によって、

この幻想の世界は作られているんだなあ、

と、しみじみ思う。


「この人は男で、日本人で、40歳で、既婚者で、

 何々会社の課長さんで、どこどこの大学卒…。」


僕たちは、普段から、無数のこういう判断を

瞬時のうちに行ない、その外側のイメージを以って、

これがその人だ、と、分離した個として認識する。


そして、ある肉体に、あるイメージを当てはめた途端、

相手の経歴や地位や資産状況や服装や容姿によって、

身構えたり、恐怖したり、愛したり、憎んだりする。


スピリチュアルの世界、例えば、

バシャールや、エックハルトや、大和田菜穂さん、

などに対しても、同じことが言える。

この人は悟り系、この人は非二元の人、みたいな…。


というわけで、今日はずっと、

この人は人である、を手放し続けた。

ひとりの人を見たときに、それが道ですれ違った

見知らぬ人であっても、これは間違った認識だ、

ということを認め、観察し、兄貴に委ねてゆく。

0と1でプログラムされた登場人物が、設定通りに、

ただ夢の中に顕れている、として観察し続ける。

これ以外自分は何もしない。というか、何もできない。

だって、これをやっている本人も、設定なんだから…。


しかし、かといって、今後は目の前にいる人の設定を

全て無視して接すればよいかというと、そうではない。

夢の中に出現してくる個に対しての、

自分の知覚を変えようとする必要はない。

部下には上司として、子供にはお母さんとして、

普通に接すればよい。

ただ、兄貴に委ね続けること。

結果、その人に対する見方が変わるかどうかは、

なんの関係もないのだ。


ところで、もうすぐ春分の日である。

今年の春分は3月20日の日本時間13時30分だ。

ちょうど日曜日なので、家でまったりと、

ヴィパッサナー瞑想でもして過ごそう。