香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

僕たちは騙されている



まだ有効期限が残っている僕のパスポートであるが、

既にスタンプを押す場所が無くなってしまったため、

新しいパスポートを申請しに、

香港のセントラルにある日本国領事館へ行ってきた。


昔、会社の先輩に教えてもらったやり方なのだが、

パスポートの各ページに鉛筆でラインを入れることで、

入国審査の人がその枠の中にスタンプを押してくれる。

これでかなりのページの節約になり、助かっている。

そして、今日行った領事館もガラガラで助かった。


が、申請書を記入する際、本籍の住所が分からない、

今年が平成何年か分からない、適当に記入したら、

間違いだらけで、何度も訂正されて書き直した。

でも、

領事館の人が丁寧に優しく教えてくれて助かった。

話は変わって、どうしたら聖霊兄貴を信頼できますか、

と読者の方からよく質問をいただく。

この質問に、僕のような若輩者が答えるのは、

本当におこがましいのだが、僕の経験のみで言えば、

聖霊兄貴を真に信頼できる前段階として、まずは、

自分を信頼できるようになる事が非常に大切だと思う。


エックタルト氏、あやこさん、大和田菜穂さん、

デイヴィッド氏、ACIMの加藤三代子女史、など…、

彼らが述べている内容の真実性はさておき、

みな、ブレることなく、ひとり凛として立っている。

誰かの意見を聞いて、ああなのかな、こうなのかな、

などと、ふらふら考え方を変えたりしない。

それはなぜかというと、本人の中に、確固とした、

何よりも信頼できる〝体感〟があるからだ。

ただし、この〝体感〟は必ずしも普遍的に正しい

というわけではない。

それでも聖霊を信頼できるようになる前段階として、

スタートは自分の内なる声を信頼することからだ。


よく、勉強会や講演会、セミナーやリトリートなど、

スピリチュアルな集まりに参加した際に、

そのときどきの講師や先生から、

〝それはAなんですよ〟と言われたとき、

〝でも自分はBのような気がするんだけど。〟

というふうに、あれ?と違和感を覚えることがある。

そんなとき、自分の内なる声を否定し、

〝なんだか、違うように思うんだけどなあ。

 でも私なんかの考えはきっと間違っているだろう。

 あの覚者がAと言うんだからそうなんだろう。〟

と、むりくり自分を納得させたり、

または、他に自分と同じBと主張している覚者を探し、

やっぱり自分は正しかったんだ、ということを

自分より権威のある人に証明してもらって安心したり、

「自分にはわかりません。聖霊さんお願いします。」

と、明け渡す振りをして逃げたりする。


ノー!

自分が〝B〟だと感じたら、だれが何と言おうと

〝B〟が正しい。

Bである理由を証明する必要もない。

後で、Bじゃなかったことに気づいたって構わない。

そのときに自分が感じたことを信頼する。

我が内なる世界(内なる静けさ)で感じたことを

信頼し、優先させる。

自分は本当はどう感じ、どう思っているのかを

ちゃんと見てみる。そして、それを受け入れるのだ。

しっかり自分の心の中に根を下ろさずに、

「私には何もわかりません。聖霊お願いします。」

とやっても、それはただの逃避にしかならない。


誰かが何かを言っているとか、若いとか若くないとか、

お金があるとか貧乏だとか、

まるでそこに誰かがいるように信じ込まされている。

僕たちは騙されているのだ。


そして、最後は、

自分の内側から聖霊兄貴に繋がってゆけばいい。