香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

てっちゃん祭り


↑のりちゃん誕生日。
 でも、ケーキ9個全部おれらだけで食べちゃった!


てっちゃんち二日目の夜である。

映画『君の名は』を見終え、帰途に就いた。

それから、てっちゃんの家で、

いろいろ語らいながらまったりしていると、

ある兄弟からさおりっぺにLINEが入った。

その内容はというと、これから一時間ほどスカイプで

話さないか、というものだった。

さおちゃんからそれを伝えられた時の僕の反応は、

ただ、ノー、だった。

これはあくまでも勝手な自分の憶測でしかないのだが、

ここで彼女と話せば、再度、一昨日のラウンジでの件を

蒸し返すことになるだろうし、

いまそのことを話すのは、正直しんどかった。

それに自分の聖霊に繋がる、という事に関しては、

エキスパートな人なので、

今、話して、あのときはああだった、こうだった、

となるより、ただ静かに聖霊と向き合っている方が

最善なのでは、と感じたのだ。


てっちゃんも同意見だった。

ただ、兄弟が自分たちを必要としているのだから、

その要請に答えてあげてもいいんじゃないか、

とも述べた。

その瞬間、でもやっぱりそうは言っても…、と、

逆の方へ流されてしまう彼に対し、

僕の中から怒りというか「いつもそうじゃん。」

みたいな、彼を否定したい気持ちが、

むくむくと湧き上がってきた。


そこから、ああだこうだ、と言っている僕たち二人に、

しびれを切らしたさおちゃんが、

「じゃあ、わたしが断っとく。」ときっぱり!

結局、いま二人とも酔っぱらってるから、と、

本人ににラインをして、この件は一応終わった。

その後、どうして、スカイプしたい、と言ってきた兄弟

に対して即座に拒絶反応が出たのか、

という部分を、てっちゃんとシェアしあった。

てっちゃんは、例えば今回スカイプに応じて、

いろいろ話を聞いてあげたり、アドバイスをしたり、

意見を述べたとしても、、その内容を彼女によって

ことごとくすり替えられ、それを彼女独自の解釈で、

他の兄弟に伝えられるのがすごく嫌だったと述べた。

「そういうのも含めて、彼女に伝えればいいじゃん。」

と、外国に長く住んでいる僕が、

はっきりと意思表示しない日本人の気風に、

少々イラッとしながら言う。

彼曰く、

彼女とのこれまでの関係性の中で、

いくら本人に自分の本音を伝えても、結局は、

攻撃に変わる場面をたた経験してきたので、

それなら、自分の中で赦していく方を選択したという。


僕はそのとき、てっちゃんの中に堆積している、

もっとぐちゃぐちゃしたものを引きずり出したい、

という衝動に駆られた。

そこで僕は、彼の話の先を読み、

「だけど、本当はこういう風に思ってるんだよね。」とか

「そういえば、あんなこともあったよね。」など、

彼が内側で赦そうとしている怒りや憎悪を、

むりくり表に出させるような会話を続けた。

そして、僕を最も信頼できる兄弟と思って打ち明けて

くれた心の中に隠し持っている心情を聞いて、

僕は、密かに〝シメシメ〟と思い、

〝してやったり〟という表情で二ヤっと笑ったのだ。


普段、僕たちのやり取りには決して口を挟まない

さおりっぺが、僕に言った。

「のぶちゃんてさあ(←僕のこと)、

いつも兄弟が密かに赦そうとしていることを、

ゴリゴリほじくって表に出そうとするよね。

それで出てきたら、ヤッター、って喜ぶんだよ。

本当は自分の中にある赦すべきものを見る代わりに

人が出した汚いものを見て〝ヤッターッ〟て喜んで、

自分の中の罪悪感をすり替えて安心しているだけ

なんだよ。一緒に赦そうとしてたら、そんな、

ニヤっとなんかしないよ。それってエゴだよ。」


続けててっちゃんも言った。

「俺ものぶちゃんを信頼する兄弟と思っているから

思ってることを素直に言うじゃん。

だけどのぶちゃんは、そんな俺を、自分の投影として

赦しているんじゃなくて、ただ、相手が出したものを

見て、自分は大丈夫って安心しているだけに

見えるんだ。」と…。


最も信頼する兄弟たちの指摘にドキッとする。

コース兄弟だけでなく、僕はアンフィニ時代から、

他者の闇の部分を出させたい、という欲求があった。

これは、普通の同僚や友人には決してやらない、

スピ仲間に対してのみの、特殊な感情だ。

真実を見つめ、その赦しを実践しに来ているのに、

それを隠して、上辺だけで、

「講演会よかったねー。すごいねえ。」

とやったって意味ないじゃん、と思っていた。

それに、コース仲間への〝ぐりぐり〟は、

僕のお役目くらいにまで思っていた。


しかし、このとき、二人の兄弟によって、

僕の中にあったすり替えをバーンと指摘され、

〝正体見たり!〟と僕のエゴがびっくりした。


何か言おうとすると涙があふれた。

僕は、兄弟からここを指摘されたいがために、

ここまで分かり易いパフォーマンスをしてきたのだな、

とも思った。

なぜなら、自分の内側を見ることに精通している

てっちゃん夫婦なので、ちょっとやそっとじゃ、

言葉として表現してもらえない、と踏んだのだ。


まあ、自分が散々やってきたので分かるのだが、

いくら信頼できる兄弟のためとはいえ、

何の得にもならないのに、他人のエゴをぐりぐり

やりたいなんて、誰だって思わないだろうから…。


そういう意味で、何を持っているかを見せてくれる

兄弟は(普通のすべての兄弟)、本当にありがたい

と思うのだ。

今後、僕はもう、他者に自分の内面を投影して赦す、

ということはしなくなってゆくだろう。

これからは、

真に兄貴の訂正を受け入れたハートの場所から、

もうすでに過去である、現実という幻想を、

過去であるが故に赦してゆくほうを選んでいくだろう。

それが、贖罪を受け入れるということであり、

世界を赦すことだと理解できたから…。


でも、一体どうしたのかというくらい深く導かれている。

なんか、コース兄弟と一緒でないとできないことを、

僕が日本に滞在しているうちに全部終了させておこう

という聖霊兄貴の魂胆、エヘン、もとーいっ、

導きが見え見えで、おかしくなってくる。


しかーし!

兄貴の導きはまだまだ続く。

やっと大阪に戻り、やれやれ、と思っている僕に、

まだまだ、深く導かれることとなる。

ああ、もうダメ。ずっとリトリートやってるみたい。


最後に、この文章をブログに掲載することを

快諾してくれた兄弟てっちゃん夫妻に対し、

心から感謝いたします。


ああ、てっちゃん、言い忘れてたんだけど、

僕が開発した(←ここ強調)香港式律動体操だけど、

お風呂の中でやると効果は2倍だよ!