ああ、お正月である。
今年はおせちを予約しなかった。
去年、APITAで買ったおせちを、
香港の友人たちに振る舞ったところ、
一人がA型肝炎になり、入院してしまったのだ。
まあ、おせちが原因かどうかは不明ではあるが、
僕もお腹を壊したので、怪しいと睨んでいる。
なので、今年は紀文の蒲鉾と、栗きんとんと、おでん。
それにしても、
正月前の日本のスーパーほど危険なものはない。
正月だし…、と気が大きくなるのか、
何でもかんでも、カートに放り込んでしまう。
もう今週は、絶対に、絶対に、何も買わない。
去年、2016年は、何と言っても、
ヴィパッサナー瞑想から始まった年であった。
今思えば、あの沈黙の10日間が、
僕にとっての、大きな転換期だったような気がする。
中でも、わたしはエゴを赦します、と宣言した時の、
石器時代にまで遡った体験はすごかった。
その後に聞こえてきた聖霊兄貴の、
〝あなたはこれから戻るための準備に入ります。
今後はわたしが全てを操作します。〟
というメッセージをきっかけに、
一気に聖霊への信頼が増し、
様々な気付きを得ることとなっていったように思う。
また、去年は時間の速度がハンパなく速かった。
これはもう〝年を取ったら、時間が速く過ぎる〟
などというレベルをはるかに超えていると思う。
絶対、なにか、僕たちにはうかがい知れない、
意識と関連した物理学上の何かが、
作用しているように思うのは僕だけだろうか。
来年もディスカバリーチャンネルに注目だ。
というわけで、今年は、
できれば、ベトナムのハノイに半年ほどお籠りをし、
ベトナム語を学ぶ傍ら、未だプロットの段階である
いくつかの小説に着手できたらと考えている。
プロットの一つをかいつまんで説明すると、
ストーカー殺人があったいわくつきアパートに、
これまたいわくつきな人々が、
格安家賃に惹かれて次々と住み始めるのだが、
なぜか、みんな短期間のうちに引っ越してゆく。
大家さんは少しでも家賃を上げるべく、
自ら壁を塗り替えたり、棚を取り付けたり、
窓に寒さ防止用のフィルムを貼ったり、と、
奮闘するも効果はイマイチ。
「やはりこの部屋はおかしい。何かある。」
と噂が立ち始めた頃、ある事件がきっかけで、
衝撃の真相が明らかに…、とまあ、こんな感じ?
そんなこんなで、
僕のコース実践珍道中ですが、
今年も引き続きお楽しみいただければ幸いです。