香港さんといっしょ! 奇跡講座(ACIM)と純粋非二元

欲望都市香港で奇跡講座を実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

聖霊の代理人


↑告知貼り出し後も仕事を続けるワーカーさんたち
従業員大会出席の通告を貼りだす当日、

気の重いまま、僕と海坊主総経理が出社する。

出社した時、ちょうどコンテナ出荷の最中で、

女性倉庫員たちが汗だくで荷物を梱包し、

男性倉庫員たちがコンテナに荷積みをしていた。

彼らは僕を見るなり、タオルで汗を拭きながら、

笑顔で「おはようございます。」と挨拶をしてくれた。

その姿を見ただけで、もうダメ。

エレベーターの中で涙が溢れて止まらなくなる。

財務室でも、僕の部下のシャオエンが、

七月の財務諸表作成のため、伝票入力をしている。

その他にも、ラインの前に立つワーカーさんたち、

不良品の対策に追われる品管部の課長、

数時間後には、それらの仕事がすべて、

彼らにとって意味のないものに変わるにも関わらず、

皆、それぞれ、自分の職務を全うしようとしている。

切なさがこみ上げてくる。


↑一人財務室で職務を全うしているシャオエン
午後4時がやってきた。海坊主総経理と二人、

明日の従業員大会出席の告示を貼って回った。

5分もしないうちにWE CHATで全社に知れ渡り、

続いて、海坊主総経理が、即座に私物を片づけ、

定時で帰るよう、全社員に呼びかけた。


3年前の工場閉鎖の時は、ぴんときた従業員たちが

総経理相手に会議室に立てこもったりしたので、

さあ、ここからが正念場だと思っていたら、意外にも、

みんな動揺したり、詰め寄ったりするどころか、

静かに自分たちの業務を続行しているのである。

製造部の部長は、今日の生産分を仕上げるため、

ワーカーさんたちをそのままラインに立たせている。

聞けば、ちゃんと仕事を終わらせてから去りたい、

ということらしい。

僕の部下である財務のシャオエンも、

7月の財務諸表の入力を終えてから帰っていったし、

ITの担当者は、データが破壊されないよう、

サーバーをロックし、解除のパスワードを、

ちゃんと僕らに伝えてから帰り支度を始めた。


海坊主総経理は、あらかじめ、

PCのパスワード解除ソフトを購入していたのだが、

実際は、パソソコンのデータが消去されることもなく、

それどころか、

みんな、パソコンを開いたまま退社していった。

そんな彼らの心意気と優しさにウルウルしながら、

誰もいなくなった工場を施錠して回った。


その際、

わわーと湧き出してくる、彼らに対する申し訳なさや、

そこからくる罪悪感と後ろめたさを、

背後の主体へと返し、兄貴に委ね続けた。


3年前、深圳工場を閉鎖した時の赦しは、

攻撃されるという恐怖を明け渡すことで、

いっぱいいっぱいだったが、今回は、

感謝と調和から、消えてゆこうとしている兄弟たちを

自ら引き受けてゆく、という赦しにシフトしていた。

↓↓大いなる赦しの日の記事はこちら↓↓
大いなる赦しの日 - 奇跡講座(奇跡のコース)と純粋非二元のブログ 香港さんといっしょ!

というわけで、

大いなる赦しの日前日はこんな感じだったのだが、

今日一日、ちゃんと兄貴を思い出していたか、

と言われればノーである。

また、ちゃんと背後の主体を意識していたか、

と言われてもノーである。

しかし、これはちょっと変な言い方なのだが、

今日一日、僕を赦し続けてくれていたのは、

僕が外へ放りだした兄弟たちの方であり、

まさにその兄弟たちが、聖霊の代理人となって、

一緒に天国へ帰ろう、と僕をサポートしてくれていた、

と、そんな感じの一日だった。