香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

でっち上げ劇場


「この幻想世界のホスト(人造人間)たち同様、

我々人間も閉ざされたループの中で生きている。」


これは、

現在スターチャンネルで放映中のアメリカンドラマ、

〝ウェストワールド〟第8話の中で、

このウェストワールドを造った男が言った言葉である。

その他にも、

「わたしは、これまで世界に騙され続けてきたのよ。」

「家族との思い出も、自分の生い立ちも、

全部、さっき造られたものなんだ。」

「わたしは、神に戻る。」

など、本編の至るところに、

奇跡講座の学習者をワクワクさせるような、

意味深な言葉がちりばめられている。


このドラマは、毎回、登場人物の誰かが、

朝、ベッドで目醒めるシーンから始まる。

そして、登場人物たちは、

少しづつ書き換えられた〝今日〟を、

新しい1日だと思い込んで何度も繰り返し生きる。

そこには時間も空間もなく、ただ記憶だけがあり、

その記憶が書き換えられることで、

時が進んでいるように錯覚する。


このドラマを見ていて思った。

僕たちは、毎晩ベッドで眠っていると思っているが、

本当は毎晩毎晩〝死んで〟いるんじゃないか、って。

僕たちは眠ると同時に一度死に、

死の中で記憶が再編纂されたあと、

朝になると、同時に新たな設定世界で目醒める。

だが、その時には、生まれた時からの記憶が

完璧にプログラムされなおされているため、本人は、

これがさっき造られた記憶だということに気づけない。


かなり、トンデモな話ではあるが、どちらにせよ、

真実もこれと五十歩百歩なのではないか、

と推測される。

狂った詐欺集団によってでっち上げられた世界で、

僕たちは、すったもんだやっているだけかもしれない。


また逆に、ウェストワールドの主人公たちのように、

この集団でっち上げ詐欺事件に気づき、

実世界への帰還を選び始めると、

眠りはデータ書き換えのためのものではなく、

夢を削除するための〝聖なる時間〟と化す。

凄腕ハッカー兄貴にっよって、

真実の記憶を復帰させてゆくのだ。

まあ、結局、

すべてはただの〝勘違いだった〟ということである。


本当は、片思いだと思い込んでいる相手は、

熱烈な相思相愛の両想いであるにもかかわらず、

自分なんて、きっと嫌われているに違いない、

と勝手に思い込み、

ヤケになったり、落ち込んだり、人のせいにしたり、

と、勘違い三昧の日々を送っている自分。

ともすると、勘違い劇場に酔ってたりなんかもする。

もう、こんなの、悲劇を通り越して喜劇である。

ということで、兄貴にデータ削除をしてもらうため、

今夜は早く寝ようと思っていたのに、

突然、日テレの〝スッキリ〟に、

斉藤由貴の不倫相手の医師が出てきて、

5年越しの不倫生活を全部告白してしまったため、

結局、たらたらと夜更かしをしてしまった。


それにしてもこの不倫相手の医師、

傲慢というか、上からというか、なあんか感じ悪い。

奥さんに謝罪しながら、斉藤由貴を守っていきたい、

って、どういうこと?


ああ、これもまた、

インチキでっち上げ集団によって引き起こされた、

ただの勘違いだった。

きいぃーっ!