↑以前佛山工場にいた購買部長が深圳で起業し、
そこのオフィスにふぁちゃんが、
居候させてもらうことになったため、
菓子折りを持ってあいさつに行ってきた。
今年の旧正月に日本へ里帰りしようか迷っている。
去年は1月に帰り、死ぬほど寒かった。
今年はどこか別の暖かい国へ行こうかとも思ったが、
この時期、中華圏全域が休みなので、
どこへ行っても混雑しているだろうし、
ホテル代や航空運賃も高い。
やはり、実家でまったりが一番かな…。
それに、今年の旧暦の正月は2月16日、と、
かなり遅めなため、
その頃には日本も少しは春めいているのでは、
と期待している。
というわけで、年末である。
昨日、用事があって本社に電話したら、
仕事納めの打ち上げパーティーをやっていた。
電話に出た男性も酔っぱらっていて、
わいわい盛り上がっている様子だった。
今回は休みの並びがよいらしく12連休の人もいる。
旧正月が本番の香港は、
年末28日から1月1日までの4連休しかない。
で、こちらも負けじと、夜、香港事務所の仲間5人で、
チムサーチュイの日本料理居酒屋で忘年会をした。
去年の今頃のブログ記事を見ると、
忘年会にはシッピング担当のYUIが参加していた。
しかし、6月に彼女が去り、
新たにアップルさんが入社してきた。
そういえば今年は、
出会いよりも別れの方が多い一年であった。
佛山工場を閉鎖し、上海事務所も無人となり、
本社からもたくさんの人が去って行った。
しばし、過去の記事を読み返してみる。
たった11か月前には、
レストランのワンフロアを借り切り、
佛山工場の大忘年会を盛大に開いていた。
そんな中、
自分の心の中が投影された幻想空間に、
次々と現われては消えてゆく事象の数々を、
懸命に見送ろうとしている自分がいた。
うう、ちょっと感無量…。
自分自身、今年一年で最も変わったなと思える点は、
人や物事の中にあまり差異を見なくなったことだろう。
これまではまだ、
肉体の中に自分がいるという感覚が強かったせいか、
あの人はこの人より悟っている、とか、
あの人は自分より成功している、とか、
あの人の方が自分よりかっこいい、など、
どうしても、肉体レベルで優劣を判断し、
不安になったり、嫉妬したり、恐怖したり、
追い抜くために努力したり、していた。
だが、本当の差異は、
幻想(自我)と実存(天国)の間にしかない、
ということが理解できてくると、
幻想の世界で起こるあらゆる差異は、
ただの〝特色〟として知覚されるようになる。
もちろん、日常生活では、
違いは違いとして、認識はされている。
大学に合格できれば、おめでとうと言うし、
結婚したら、お幸せに、と祝福する。
だが、神側のボーダーを超えたところから見ると
全ては祝福となり、差別にはならない。
誤解を恐れずに言うならば、
合格できなくても「おめでとう!」だし、
離婚しても「お幸せに!」となる。
そういうわけで、とりあえず2018年は、
無口で喋らないクールな香港さんで行こうと決めた。
何でこんなことを思いついたのかと言うと、
普段、日常会話の中で、誰かと会話をしている時、
必ず心が聖霊不在の無意識状態となっており、
意識の矢印が外側へ向いていると気づいたからだ。
一度、意識的に試してみればわかると思うが、
聖霊をキープしたままで友人と会話しようとしても、
5秒もしない間に無意識状態になっている。
それが分かったので、来年は少し、
ぺちゃくちゃ話しまくることよりも、
無意識の心が何をしているのかを、
〝じっと観る〟〝ちゃんと認識する〟をメインに、
貴乃花親方の根性でやっていこうと思っている。
それで当初、寡黙のお手本になる人物として、
ハレ師匠か、高倉健を目指そうと考えたのだが、
そんなことをしたら知恵熱を出して寝込んでしまう
のは目に見えているため、なので当面は話す量を、
兄弟てっちゃんの奥様であるさおちゃんの半分、
を目標にやってゆくことにする。