もう、数日ごとに、怖いくらい自分が変化してゆく。
先日行った沖縄も、まるで数年前の出来事のようだ。
幻想世界に対する観え方も、感じ方も、顔つきまでもが、
一週間前とは全く違う自分になっている。
そんな中、先週、
もりGさんと、ヒーラーの空禾さんと、僕との三人で、
ウェブ・プチリトリートをしていた時、もりGさんが、
夢を自覚して生きる、みたいなことをシェアされた瞬間、
またまたバコーン、と自分の中で何かが変わった。
ああ、もう、寝ているときに見る夢と同様、
現実で起こる一切を、ああ、これは夢で幻想なんだ、と、
100%認識しながら、目覚めている意識で、
24時間過ごせばいいんだ、と納得して思った。
何か自分にとって不都合な事が起こったとき、
「この世界は夢なんだ。だから、これは起こってないんだ。」
という言い聞かせではなく、実際に、夢の中にいて、
これが幻想だと自覚して生きるのだ。
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それで、今日は、東京への移動日だったのだが、
様々な交通機関を乗り継いで目的地へ向かう間も、
これも夢で、あれも夢だ、全部ただの妄映でウソなんだ、
と認識できている視点から、映像を見送っていた。
すると、僕が乗る予定だった、成田行きの全日空便が、
整備不良の為、遅延に遅延を重ね、
朝10時のフライトが、なんと午後3時半になってしまった。
それも、最初の時点で3時半って言ってくれればまだしも、
11時→11時45分→1時半→2時→3時→3時半、と、
小出しにアナウンスされるので、搭乗口から離れられない。
まあ、こんな時は通常、今日は飛びません、
となるのがオチなので、慌てた乗客たちが、
他の便に空席があるうちに他の便へ振り替えてもらおうと、
どっとカウンターに押しかけてきた。
便を変更すると、預けた荷物も再度積み直しとなり、
地上スタッフの人たちも、鬼の形相で対応に追われている。
数日前の僕だったら、多分、他の人と同じように、
必死のパッチでカウンターにしがみついていただろう。
しかし、今回はただ、映画を観ているような感覚で、
この本当ではない映像を観察していた。
ただの妄映でしかない世界で、一体何を求めるのだろう、
ただの幻影である世界で、一体誰に罪があるというのか、
これ全部、目覚めれば無くなってしまう夢ではないか。
そういう感覚を以って、目の前の現実を凝視している。
ここが夢の世界だということを100%理解しながら、
今この瞬間を過ごしていると、ただ、大勢の人が、
何かを言ったり、動き回っている映像にしか見えなくなる。
本当に何も起こってなく、動いてもなく、ただの〝無〟だ。
結局、ANAが1200円のクーポンを三枚もくれたので、
ちょっと高そうなカフェで、奇跡講座を読んで過ごした。
やがて、スマホにファイナルコールのメッセージが入り、
やっと機上の人となることが出来たのだった。
というわけで、ひゃっほーい!
多分、今回が最後となるだろう一時帰国の稟議申請が通った。
12月15日から翌年1月2日までの19日間の里帰り休暇だ。
今回は、沖縄を経由して大阪へ帰る予定にしている。
なんか、来年の春ごろには、
那覇空港にある香港航空のカウンターかなんかで、
「はい。手荷物のない方はこちらでーすっ!」
と、大声で中国の人たちを誘導していそうで、怖い。
あ、いけない、いけない、これも夢で現実ではなかった。