木曜の午後に行って、金曜の夜に帰るという、
上海弾丸出張へ行って来た。
今回は、投資していた上海の会社が上場し、
その分配金を証券会社の口座から会社の口座へ、
移すための出張であった。
何しろ、5億円という金額を動かすため、
いくら兄貴にお任せと言っても膝ガクガクものである。
(↑ ウソ!)
証券会社の人曰く、イッキに五億円を売ってしまうと、
株価が乱高下するため、毎日5万株くらいを、
少しずつ売りなさい、と、半ば命令口調で言われた。
〝何がし設定の自分〟は、別に自分の金でもないし、
一回で終わらせたいところなのだが、
証券兄弟の言うことにとりあえず〝はい〟と言い、
10万株だけ売って帰ってきた。
それから、香港でネットで株が売れるように、
PCを設定してもらい、操作の仕方も教えてもらった。
今回の出張では、ずっと神の方を向いていた。
〝自分でやる〟ことを放棄し続け、
聖なる流れに乗って動いた結果、
あっ、ヤバい、と思ったその先々で、ポン、ポン、と、
絶妙なタイミングで、色々な事象が解決してゆく。
特に、海外出張がうまくいくかどうかは、
交通機関のスムーズさがカギとなるのだが、
もう、自分であーだこーだやりません、と放っておくと、
バス→地下鉄→エアポート列車→飛行機→タクシー
という行程が、グッドタイミングで運ばれてゆく。
もう、瞬時に上海にやってきた感じすらする。
証券会社の兄弟、ホテルの兄弟、タクシーの兄弟、
送金を手伝ってくれた会計事務所の兄弟、など、
「ここで、ちゃんとこの事を説明しておかないと…。」
というような防衛からくる策略を一切やめ、
「もう兄弟にケンカは売りません。」
というスタンスでいると、勝手に兄弟たちが、
なぜか、よきように計らってくれる。
「おーい。これはどういう事や。話が違うぞ!」
と思ったとしても、一切いちゃもんつけません、と、
聖なる流れに任せていたら、
自然に事は収まるように収まってゆく。
要するに、個の自分が〝このままではダメじゃん〟
と思ったとしても、本当にダメかどうかは、
自分には分からない。
結局、邪魔をしていたのは自分だったのだ。
↑ 上海出張で最大の楽しみは、
上海虹橋空港にあるブリッコカフェで、
白ワインを飲みながら書き物をすることである。
前回、読者の方から、
聖霊にお任せと思ったその先から、どうしよう〜、と、
ちょちょ舞うエゴの自分が出てくる、
というコメントをいただいたのだが、
聖霊兄貴へ全てお任せ、の練習として、先ずは、
兄弟たち(家族/同僚/友人/恋人/通りすがりの人)
が仕掛けてくる様々な事象に、とりあえず、
「はい!」と言ってみるといいかもしれない。
まあ、練習なので、できる範囲でいいとは思うが、
僕の場合は、なにしろスワット隊長だったので、
やるとなるともう、素直にガンガン、徹底してやった。
まあ、今の自分だったら多分、
「じゃあ、ここで服を全部脱いで、君の肉体美を、
上海の人たちに惜しみなく見せてやってくれ。」
くらいの要求なら、難なくやってしまうと思う。
とまあ、現在、上海虹橋空港のブリッコカフェで、
このブログを書いている。白ワインを3杯も飲み、
ほろ酔い気分でフワフワしていると、
「香港航空xx便にご搭乗予定の星谷周作さまあ…」
と、アナウンスが入り、寸でのところで、
飛行機に乗り遅れるところだった。
やっぱり、酔っぱらってても、
ちゃんと兄弟が何とかしてくれた。
(↑ちがーうっ! By J )