↑この男性、いつも僕が乗ってるバスと、
抜きつ抜かれつしながら並走して走る。
僕は30分くらいで途中下車してしまうのだが、
彼はずっとそのまま走り去ってゆく。
事務所が香港の郊外へ引っ越して以降、
バスと電車での通勤が楽しい。
バスの二階席から見る街の景色は最高だし、
電車は始発なので必ず座れる。
そして、約一時間半の通勤タイムを充実させようと、
なんと、遅ればせながら、ワークブックをやり始めた。
ワークブックは、テキストに比べ、非常に実践的で、
やるべきことが明確に指示されているうえに、
こうすれば変われる、という期待感から、
奇跡講座の実践者の中には、
テキストよりもワークブックを重視する人が多く、
テキストを読まずにワークブックから始める人もいる。
『あなたの願いを叶える50の法則』と同じ原理だ。
だが、ハレ師匠からみっちり理論を叩きこまれ、
テキストの文章の美しさに魅せられていた僕は、
テキストを何度も読みながら、日々の日常の中で、
兄貴から差し出されるレッスン重視でやってきた。
まあ、どちらがよい、ということは言えないのだが、
僕にとっては、いま、このタイミングで、
ワークブックをやるのがベストだったようである。
まず、ワークブックの各項目は、すでに兄貴を通して、
生活の中で学ばされたことであり、
僕にとっては〝復習〟の意味合いが強い。
また、このレッスンにはどういう意味があるのか、
ちゃんと腑に落ちた状態で実践できるので、
より深く、各レッスンを昇華させていくことができる。
と言っても、行き帰りの通勤時間だけなのだが…。
話は変わって、
「今って、過去なんだ。」と、つくづく思う。
全ての判断は過去の経験に基づいてなされていて、
その判断が〝いま〟を決めているからである。
逆に言えば、過去の経験がなければ、
僕たちは何ひとつ判断できないことになる。
しかし、過去はもう過ぎ去り、ここにはない。
よって、過去の経験による今の判断は、
全て〝エゴの決断〟ということになる。
そして、そのエゴの決断(過去に基づく判断)を、
聖霊兄貴に委ねるとき、全てが愛に変わるのだ。
じゃあ、トイレに行くのも、何を食べるか決めるのも、
過去の経験によるものであり、エゴの決断なのか、
と、問う人がいるかもしれないが、そうではない。
以前の記事でも書いたが、
「わたしは、絶対にトイレに行ってやるんだぁーっ!」
と日夜思っているのでないのなら、エゴではない。
なぜなら、僕の経験上、兄貴に判断を委ねていると、
その時に判断した様々な事柄は、
「あれ、オレ、昨日、何食べたっけ?」
レベルの記憶と大差なくなってしまうからだ。
なので、人生を左右する重大な決断であっても、
「一年前の今日、自分は何してたっけ?」
感覚で、深刻にならずに決定できることが、
聖霊の決定かどうかを見極める目安となる。
まあ、聖霊への委ね方は人それぞれだと思うが、
僕の場合は、全体的に24時間、
兄貴にぼーっとジャンクインしたままになっていて、
そのときどきで〝いま〟にいて下す決断が、
そのまま兄貴の導きとなっている。
というわけで、もうすぐお盆である。
この時期になると決まって身体が熱っぽくなり、
眩暈や頭痛もして、とても眠くなる。
香港にお盆休みは無いのだが、日本が休みなので、
今回は、僕も二日ほど有給休暇を取り、
セミの声でも聴きながら、家でまったりしようと思う。
あっ、
それと、あとは、テレビで山根会長を見ることです。