↑ 今日の朝食は、豚肉菠蘿包(ボーローバウ)。
日本語で〝豚肉入りメロンパン〟。200円也。
財務の仕事をされている方ならご存知かと思うが、
(ていうか、財務の仕事をしている読者は皆無と思われ)
何と言っても経理財務は月初の一週間で勝負が決まる。
月初の数日で前月の財務諸表を作成し、
前月はどれだけ儲かったか、何に無駄使いをしたのか、
今会社にお金がいくらあるかを社長に報告するのだ。
それを基に、経営陣は今後の経営戦略を立てる。
僕は香港だけでなく、上海とフィリピンも担当している為
月初の数日はガチで修羅場となる。
なので月初には、絶対出張を入れないし、休めない。
それでも以前は、ケリーやふぁちゃんが、
全ての事務作業をやってくれていたおかげで、
僕は確認のサインだけしていればよかったが、
今は小切手でさえ自分で切り、自分でサインをしている。
とまあそんな感じで、今日も、
エドワードから回ってきた大量の注文書とインボイスを、
一枚一枚確認する作業に追われていた。
と、その時、問題が発覚した。
注文書と請求書の金額が違っている、しかも全部…。
仕入額が売上額を上回っている、要するに赤字である。
同じ伝票番号で金額の違うインボイスが何枚もあり、
どれが本当のインボイスか全くわからない、などなど…。
最初は、いつものように、決断の主体から戦場を眺め、
ひとつひとつエドワードに確認しながら修正していたが、
まるで他人事のような彼の言動を前に、気が付けば、
この事が真の原因ではない、と理解しつつも、
罪を相手に投影して無実を主張していると知りつつも、
わ・た・し・がやっている、とはっきり自覚しつつも、
「昨日入ってきた新卒の事務員じゃないんだから。」と、
エドワードに説教をしていた。(笑)
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決断の主体の位置から、バーンッ、と吹っ飛ぶ自分。
と、エドワードが、笑いをこらえるような表情をしている。
それを見た自分も、思わず笑いが込み上げてくる。
えっ、自分は一体、何にプリプリしているんだ?
何をこんなにも熱く、テンパって小言を言っているのか。
まるで、へんてこりんなコントでも演じているかのようだ。
そう思った瞬間、互いに、ぷっ、と噴き出していた。
↑ 昼休み、お詫びのしるしに、エドワードを誘って、
近くの屋台の店へ〝鳩〟を食べに行く。
自分がいま何をやっているかは、兄弟が教えてくれる。
おいおい、と、兄弟たちが軌道修正をしてくれる。
それを僕たちは「あいつはけしからん」と思ってしまう。
原因は自分の心の中にあり、それだけが問題である。
そして兄弟をその事に気づかせてくれる聖霊として観る。
それは、相手が浮浪者のおじさんであろうが、
認知症の老人であろうが、5歳の子供であろうが同じだ。
なので、赦しの実践とは、怒らないようにしよう、とか、
咎めないようにしよう、ではなく、目の前の兄弟を、
怒ったり、咎めたりする葛藤を凝視し、
本当の原因にまで戻って赦す手段とすることである。
そうやって、心へ戻る訓練をする。
とまあこんな感じで、
会社の仕事を通して赦しの実践をしているボクであるが、
会社にいても、不変の平安を得られれば、
僕の会社員生活も卒業かな、とは思う。
ていうか、今気づいたのだが、
そんなことをしていたら、
不変の平安を得る前に定年じゃん!
ようし、こうなったら「目指せ!夢の年金生活」だっ!