⇑ セントラル地下鉄にて
香港に戻ってきた。
今回の休暇は僕に本当の安らぎと平安を与えてくれた。
本気で神を思うとは、本気で幻想を否定することであり、
そこに神の平安がある、の中を生きている感じ。
神は在る、だけで夢の世界に存在するようになれば、
もう、肉体の死さえも問題ではなくなる。
Jが磔刑に処された際、彼は一切苦痛を感じなかった、
とあるが、Jは〝ここ〟が夢の世界で真実ではない、
と〝本気で〟理解していたのだ。
だから、僕も今後はJのように、
〝本気〟で神を想い〝本気〟で夢を無として生きる。
⇑ 9月29日撮影
香港に戻ると、家の周りがドえらいことになっていた。
地下鉄では武装警官がものすごい形相で睨みを利かせ
地上に出ると、すごい人数の市民がデモをしていた。
催涙弾の影響か、景色が霞がかっている。
デモ隊の中でも、今回は西洋人の人達の姿が目立った。
イギリスやアメリカの国旗を掲げ、通りを歩いている。
僕が消火栓の上に登って写真を撮っていると、
香港名物のひとつでもある〝呪い屋〟のおばちゃんが、
いつも商売をしている高架下をデモ隊に占拠され、
商売上がったりだ、と大声で文句を言い始めた。
それでも黒服軍団は次々に押し寄せ、このおばちゃん、
最後は、呪ってやるーッ、と地団駄踏んで叫んでいた。
このような映像も、何ていうか、堅固に感じられない。
なんか、映像だけが流れて行っているみたいに見える。
いま突然、催涙弾が飛んできて、目がやられたとして、
肉体の自分は苦しんでいるように見えても、やっぱり、
この映像は夢で、意識は神の中で〝悦んで〟いる。
⇑ 呪い屋(まじないや)のおばちゃん
そんな感じで、今日も会社はお休み。
この日は、めずらしく朝8時に起きれたので、
先ず銀行へ行き、ジムで自主トレをし、それから、
家の近くのおしゃれカフェでモーニングを食べた。
家に戻ると、インターネットが使えなくなっていた。
ルーターを再起動させたり、いろいろやってもダメで、
プロバイダーに問い合わせた結果、
ネット使用料を3か月滞納していることが判明した。
急いでネットが繋がるカフェへ行き支払処理を済ませる。
アカウント番号やパスワードを忘れ、手続きは難航した。
動揺していることに気づく。
〝本気〟で神を想い、ここが無であることを思い出す。
夢は夢でしかないことを本気で確信する。
自我の不意打ちに〝ハッ〟と気づいて立ち止まれたら、
その時点で聖霊を選び、聖霊と同じように考えている。
こうやって、夢の現実や夢の登場人物、
天国はずっとここに在ったことに気づくために使ってゆく。