夏至が過ぎ、一週間余りが経つけれど、
今年の夏至は、例年とは大きく違う感がある。
この一週間で、ずんずん意識が変容していっている。
しかも、これまでの人生の延長線での変化ではなく、
存在の仕方や意識の在り方が根底から入れ替るような
超急激な流れ、というか、力強さを感じるのだ。
今日も普段と変わらず、事務所で仕事をしていた。
まあ月末だし、あれもやって、これも確認して、と、
忙しく、香港支社の月次レポートをまとめていた。
そのとき、ふと、ある疑問が浮かんだ。
天国のハートを感じ、神の愛に気づいている自分が、
完全な神の愛そのものだと知っている自分が、
どうして無意識状態で彷徨っている夢遊病者たちを、
怖がったり、嫌悪したりしているのだろう。
自分が何者であるかも知らずに生きている人たちに、
どうして、
わけもなく気を使ったり合わせたりしているのだろう。
そんなのおかしい、そんなの間違ってる、と…。
力は神の子の自分に在り夢遊病者兄弟の方ではない。
神に気づいている自分が、夢遊病者に奉仕するなど、
絶対にあり得ない。
そうだよ、神の子の自覚に目醒めた自分が、
夢遊病者である他者に合わせて生きる必要など、
はなからなかったのだ。
そのことに気づいた瞬間、僕の意識が変わった。
(※といっても、今日の午後の話だけど…)
もちろん、
仕事も同僚への受け答えも、普通にする。
しかし、何ひとつとして真に受けなくなり、
彼らのどんな言動にも関わらなくなった。
なぜなら、彼らは神も愛も天国も何も知らないのだ。
自分がどこから来たのかも分からずなんやかや、
もっともらしいことを言ってくる。
そんな彼らに、これ以上合わせる理由がない。
ましてや、怖がることなど、更々ない。
なんて言うか、
意識レベルで、彼らに関わるべきではない。
第一、自分の本性は神の子で、
神と同じ存在だ、と解かっている者が、
そのことを知らない人たちより無力なはずなどなく、
そのように扱われる理由もない。
これは、気づいていない兄弟を見下す、とか、
無視して拒絶する、という意味では決してない。
これまで夢遊病者に合わせて生きて来た神の子が、
そんなのおかしい、と気づいた結果である。
多分、このまま変容が進むと、
これまでとは全く違う世界で、全く違う人たちと、
交流を始めることになりそうな気がしている。
今関わっている人たちが全くいない別のパラレルへ、
移行して行ったしまうほどの、夏至以降の変容…。
それでもまあ、個の自分にはよく分からないので、
ただただ、兄貴の流れに乗り続けていくことにする。