香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

不安で、不安で…

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国慶節の連休が終わり僕のお籠りも終わった。

 

いやあ、きつかったあ。でも、素晴らしかった。

 

前回も、お伝えしたように、この連休中は、

 

全てのネット、スマホ、SNS、テレビ、を遮断し、

 

本当に創作と瞑想と読書だけで過ごした。

 

 

一日目は、すごく快調だった。

 

創作は、うまく文体のリズムに乗ることができ、

 

ぐんぐん書き進めることができた。

 

また、瞑想していても、すぐに背後の、

 

無限の全体である神に入って行けた。

 

と同時に、これまで自分が、

 

いかにネットに依存していたかに気づかされた。

 

自分はSNSとかをしない分、

 

他の人よりましだ、と思っていたが、

 

ネット断捨離を実行してみると、

 

ネットに多くの時間を費やしていたことを知った。

 

 

しかーし!

 

調子が良かったのは初日だけで、二日目からは

 

形容しがたい不安感に苛まれることとなった。

 

一切の外界を遮断してしまったので、否が応でも

 

自分の内面と向き合う羽目になった。

 

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周囲に拒絶され一人ぼっちになったような感覚、

 

未来への不安、何かに押しつぶされそうな感じ、

 

まだ起こってもいない、

 

仕事のトラブルに対する怖感、

 

そういったものを全てごちゃ混ぜにしたような、

 

理由のない巨大な不安感が、ズキズキと、

 

みぞおちの辺りを圧迫してくるのだ。

 

この不安感がマックスに達してくると、

 

自分はこのまま死んでしまうんじゃないか、

 

とか、この窓から飛び降りさえすれば、

 

竹内結子みたいに終われるんだ、

 

とか思ったりして、少し危ない状態まで行った。

 

僕はうつ病になったことがないので

 

分からないのだが、ひょっとして、

 

うつ病ってこんな感じなのか、と思った。

 

 

でもなぜか、今回のネット断捨離を中断しよう、

 

とは思わなかった。

 

ちゃんとこの不安感と向き合おうと思った。

 

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先ず、今、この瞬間に在ることに集中した。

 

ベッドに大の字になり、みぞおちの疼きを、

 

疼くままにさせておく。

 

不安を誘発する理由にはフォーカスせず、

 

ただ、不安感、というみぞおちの不快感だけを

 

じっと見てゆく。

 

こうして、みぞおちズキズキを感じていると、

 

これって、歯痛や胃痛や頭痛と同じじゃん、

 

ということに気づいた。

 

そして、痛みを感じている時って、

 

苦しすぎて他の事を考えられない分、

 

必ず、今にいるよなあ、と思ったりした。

 

 

それでもダメ、キツい。

 

理由のない不安感でみぞおちが壊れそうだ。

 

気分転換なんかしても無駄なのは分っていた。

 

だから、お酒も飲まず、テレビも見なかった。

 

ただ、背後の無限の全体に、兄貴に、神に、

 

意識を開いてじっとしていた。

 

祈ることも、愛を意識することも、できなかった。

 

ていうか、

 

もう不安で不安で、それどころではない。

 

 

と、そのとき、

 

「この不安感は、愛に変わるために出ている」

 

というメッセージが、入って来た。

 

「かつて自分が忌み嫌い、

 

 過去に置き去りにしてきた気持ちが、

 

 今こそ愛に変わりたい、

 

 と言ってやって来ている。

 

   だから、それは君自身の愛なんだ。

 

    もっともっと良いことが起きるために

 

 現れて 来ているだけだから、

 

 怖がらなくてもいい」

 

「でも、兄貴、苦しいよおー!」

 

僕は弱音を吐いた。

 

「だって、君は望んだじゃないか。

 

 アニータのようになりたいって。

 

 自分も愛の存在として在りたいって…。

 

 そして、そう在ることを許可しただろう。

 

 背後の神や、実相や、そしてこの僕を、

 

 受け入れたんだろう」

 

このメッセージを聞いて、僕は全てを理解した。

 

 

僕は、何も恐れなくていいんだと思った。

 

この不安感が消えても消えなくても、

 

僕はもう、神の中に、兄貴の中にいるのだ。

 

この不安感も、無限の全体の一部だった!

 

 

と、その瞬間、全てが神の現れだったんだ、

 

ということが理解できた。

 

どんな感情であれ、どんな人であれ、みんな、

 

〝ここ〟では一つの同じ愛の存在だった。

 

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朝まで一睡もせず、食料を買いに出た。

 

通りを行く人々を眺めていると、

 

その根底に、巨大で優しい、

 

愛の塊りが在るのが見えた。

 

一人一人の外見はみんな違うのだが、

 

その愛の塊りは全く同一で、

 

同じであるがゆえに、みな繋がっており、

 

ひとつなのだ、と思えた。

 

 

「ああ、誰ひとり、罪はない」

 

心底、初めて思えた。

 

たとえ殺人犯でさえも、罪はない。

 

肉体が何をしていようと全く関係がない場所に、

 

僕たちは存在しているのだ、と分かる。

 

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まだ、

 

今、この瞬間から少しでも離れると、

 

不安感はせり出してくるが、怖くはない。

 

自分も兄弟も、ただここにいるだけで、

 

愛されるに値する愛おしい存在なのだ。

 

つづく…。