何の変哲もない、穏やかな秋の日曜日である。
香港では11月が一番過ごしやすい。
エアコンも必要なく、毎日爽やかな晴天が続く。
服装も、長袖シャツにカーディガンでOKだし。
それにしても、時間の過ぎるのが早すぎる。
素粒子感覚で生きるようになると、余計に、
3日前の事が、1ケ月前の事のように感じる。
で、素粒子感覚って何なんだ、という話だが、
これまでは、背後の無限の全体に戻ることで、
神の想い(ハートの悦、愛)を感じていたのだが、
最近では、あらゆる物や場所に偏在している
素粒子の中に、神はすでに内包されていて、
ああ、ここがそのまま全部、神の愛じゃん、
となってしまうと、誰が何をしていようと、
どんなことが起ころうと、愛以外の何者でもない
という感じに全てが見えてしまうのだ。
プロセスとしては、
・今、この瞬間に在る神を意識する
・自分責めを止める=神への抵抗を止める
・自分の背後にある無限の全体に気づく
・自分の背後を愛で満たし始める
・自分が愛そのもので、神と同じだったと気づく
・他者も自分と同じ存在だったと気づく
・愛でない場所なんて無かったことに気づく
と、こんな感じだろうか。
書いてみるのは簡単だが、このプロセスは、
すごくゆっくりと、何年もかけて獲得されてきた。
それから、最近、
兄貴とのコミュニケーションが活発化している。
波のようなエネルギーで会話をするのだが、
僕が奇妙な妄想劇場に耽っていたりすると、
肩をパーンッ、と叩(はた)かれたりする。
これはもう、普通に手で叩かれたように痛い。
また、素粒子の中の愛に気づき始めたときも、
量子力学について解かりやすく解説している
物理学者の動画を見せられたりする。
これは僕の場合だが、頭で考えている事、
例えば、
比較したり、過去を持ち出したり、分析したり、
することは全て100%ジガ男の囁きなので、
そんなときはすぐに気づいて、
「兄貴、兄貴、兄貴ーい」
と、兄貴へ方向転換する。
最初、仕事中に頭を使わないなんて無理だよ
と思っていたが、そう思い込んでいただけで、
実際やってみると、これが、案外できてしまう。
最初はちょっとメンドーだけど、ひとつひとつ、
あ、ジガ男だ、と気づいて、兄貴を選んでいくと
だんだん、ジガ男の声が小さくなってくる。
という感じで、今のボク、を書いてみた。