香港でも、コロナ第4波到来を受け、
今日木曜日から、全ての飲食店の営業が、
夜6時までとなった。
そして今回は、映画館やジムだけではなく、
美容院やマッサージ店も完全休業となる。
期間は一週間単位で様子を見ながら決定され、
政府は、飲食店などへの補償として、
6億香港ドル(約80億円)を計上したという。
また、公務員は在宅勤務(つまり休み)となり、
私企業の職員も在宅勤務が推奨される。
僕が勤める香港支社も、今日から在宅勤務である。
年末は24日から約10日間ほど、
ほぼ連休になるため、
12月はもうほとんど仕事にならないと思われる。
それでも、日本と違って、香港政府は、
きちっと指針を出してくれるので本当に助かる。
〝今はこんな状況で、これとこれをして下さい。
期間はいついつまでで、補償はこれだけです〟
というふうに、明確でわかりやすい。
で、昨日、
友人とJWマリオットへビュッフェを食べに行った。
ビュッフェもいつ再開されるかわからないので、
もうこれが最後の晩餐とばかりに、
数々の料理を、惜しむように、味わいながら食べた。
ジムも明日から完全クローズとなるため、
急いでトレーナーとの予約を入れた。
それで、仕事終わりにトレに行ってきたのだが、
もう、今年いっぱいは筋トレができない、
と思うと、ワークにも力が入り、
もう、寝溜め、ならぬ、鍛え溜め、という感じで、
ガンガン全身を高重量で鍛えまくった。
こうして、コロナだ、在宅勤務だと言っている、
自分がいながら、それでも個人の自分はいない、
という説明不能な感覚を体感している。
なんていうのか、
誰も愛の中で分離はしていないと理解した上で、
自分も、他者も、全てが一体となった場所から、
肉体の自分や他者を見ている、というか、
身体や思考はここにあるのに、
意識や心は、無限の全体の場所にある、
そんな不思議な感覚でコロナ禍を過ごしている。
また、以前は、
上記のような世間話をすることに対して、
幻想の世界を実在させているようで、
どこか罪悪感めいたものを感じたりしたが、
おもしろいことに、
〝世界は無い〟の中を本当に生き始めると、
それもまた〝神の想い〟として全肯定され、
愛に変換されて消え去ってゆくので、
これおいしいね、と言うのはよくて、
あの人○○らしいよ、と言うのはダメ、
みたいな差が無くなり、
何を語ってもモウマンタイ(冇問題)となる。
なので逆に、何でも好きなことを自由に、
やったり、言ったり、できるようになった。
というわけで香港は、24日から来月3日まで、
クリスマスと正月の連休となる。
例年なら、里帰りしているところなのだが、
今年は家で、
瞑想三昧、創作三昧になると思われ、
前回の国慶節事件のようにならないことを、
ただただ兄貴に祈るばかりである。