👆 銅鑼湾(地下鉄)→彩紅(バス)→
西貢(バス)→黄色埠頭(フェリー)→
搭門埠頭 ※計三時間なり!
今日は香港の東に位置する離れ小島、
搭門(Tap Mun)へ日帰り旅行に行って来た。
この日の香港の気温は摂氏20度、快晴、と、
もうまさに香港では滅多にない旅行日和だった。
大澳(Tai O)へ行ったときもそうだったが、
島へ行くまでが大変だった。
7時半に家を出て島に着いたのが10時半、
電車とバスとフェリーボートを乗り継ぎ、
片道三時間の道のりだった。
それでも行くだけの価値はあったと思う。
👆 閑散とした島のメイン通り
島の若者はもういない
島はちんまりしていて、
大澳(Tai O)のように観光地化もされていない。
住民も老人ばかりで、皆のんびり暮らしている。
本当にここは香港かと思うほど、
人も、景色も、時間も、別世界だった。
海は海底の岩が透けて見えるほど澄んでいて、
ウニや白子が特産物なのだという。
👆 朽ち果てた空き家も多い
光り輝く陽光と、爽やかな潮風を受けながら、
ゆっくりとした足取りで島内を散策する。
島は、やすらぎと穏やかさに満ちていた。
植物、海、風、空、太陽、船、波、花、
今、この場所に現れている〝無限の全体〟を
味わいながら歩を進めた。
これはまた、
自分の本質に気づいている、今に気づいている、
果ては、神に気づいている瞬間でもある。
👆 街灯も電気もトイレもない島の裏側
UFO目撃談も多数
島の裏側は断崖絶壁になっていて、
なぜか、多くのカップルがキャンプをしていた。
夜になればきっとテントの中でふたり、
こんなコトしたり、あんなコトしたり、
するんだろうなあ、と想像する反面、
準備とか、片付けとか、トイレとか、
なんか面倒くさそう、と思いながら通り過ぎた。
👆 本当にここは香港か、と叫びたくなるほど
海の水が澄んでいる
2時間ほどかけて島を一周した。
陽の光を浴びながら歩くのは本当に久しぶりだ。
空気も心地よく、歩いても全く汗をかかなかった。
明日の事や過去の記憶が浮上してこない
〝自分に気づいている〟状態で散策していると、
やがて〝気づいている〟という感覚から、
自分はもともと〝気づきそれ自体〟だった、
という真理へのシフトが起こった。
自分はひとつの心そのもので、それ自体だった。
👆 仕切り板の設置やアルコール消毒、
お客の入場は二人まで、と、
こんな離島でも三密対策は徹底されている
違反すれば営業許可取り消しとなる
12月なのにみんな半袖!
島に三軒あるレストランの一軒で昼食をとった。
注文を取りにきた90歳くらいのおばあちゃんが、
「わたし手が震えるから、注文をここに書いて!」
と紙とペンを渡されたので、イカ墨のつみれと、
名物のウニチャーハンを書いた。
チャーハンはもう、ウニの味しかしなかった。
そのままやん!でも、美味しかったけど…。
2020年の年末、ここへ来れて本当に幸せ。
今日でクリスマスの5連休が終わり、
明日30日が香港では仕事納め。
そのまま4連休の後、続けて在宅勤務となる。
なんか、ずっと休んでいる感覚…。
そして、思った。
日常に戻っても、もう、ずっとこのまま、
この幸せで優しい感覚のままでいていいんだ、
と…。
なぜなら、
自分はすでに無限の平安それ自体なのだから…。
👆 会社でレプティリアンについて語り合っていた
マチュピチュでの不思議体験も懐かしい!