👆朝の通勤途中で見かける路上の花屋さん
今、この瞬間に在ると、忙しい通勤途中でも
この花の存在と美しさに気づける。
それは、神に気づいていることでもある。
このブログでもお伝えしている通り、
最近、怖いくらいにあらゆることが終わってゆく。
ケリーがいなくなり、ふぁちゃんがいなくなり、
佛山工場も無くなり、お手伝いのチョイ姐も辞め、
お酒も飲まなくなり、ワイドショーも見なくなり、
おまけに、コロナで出張も無くなり、
極めつけは、もうすぐ香港を去ろうとしている。
そして今回、、4年間お世話になった、
トレーナーの元を離れることにしたのだった。
特に理由は無く、今年に入った頃から、
なんかもういいかな、と思いはじめ、それで、
残りの分を消化したら卒業することにした。
今後は、自主トレのみで筋トレを続ける。
とまあ、こんな感じで、去年あたりから、
これまで空気のようにあったものたちが、
わざとらしいくらいに次々と終わりを告げてゆく。
👆 通勤時に通る広場。なんか秋の雰囲気
今日、電車の中で、背後の無限に開きながら
瞑想をしていた時、〝彼〟の声が聞こえた。
「新たな道筋を進むためには、
これまで君が良しとしてきたものを、
一旦、全て手放す必要があるんだ。
それも、今、このタイミングで…。
ぐずぐず躊躇している余裕などないんだよ。
お願いだ。絶対に悪いようにはしないから、
僕を信じてついて来てほしいんだ」
いつもは「どっちでもいいよ、それでOKだよ」と、
全肯定の〝彼〟が、なぜか今回は、
決然とした口調で僕に語りかけて来た。
以前の僕だったら、
帰任を命じられた二年前のように、
香港を離れることへの寂しさ、将来への不安、
慣れ親しんだ環境を手放す恐怖で、
心がびゅんびゅん大騒ぎしていたことだろう。
しかし、今の僕は全く逆で、むしろ、
新しい展開への期待と歓びで一杯である。
〝彼〟に導かれているのも解かっているし、
〝父〟から完璧に愛されているのも感じている。
兄貴も、父も、愛も、ハートも、兄弟たちも、
全ては初めから自分の中に在り、
完璧な神の子である自分も許容できている。
これから、
どんなワクワクのストーリーが始まるのか、
どんな素晴らしい現実が展開されるのか、
といった、外で起こることよりも、
その奥に在る〝神〟に出会えることが、
なによりもうれしい。
愛や歓びや感動や平安といった〝神の想い〟が
真の自己そのものであったことを、
夢の現実が展開する過程で思い出してゆくのだ。
それは物理的な事象をはるかに超えるもので、
だからこそ僕は、今、この瞬間を、
恐れずに進んで行こうと思うのだ。