香港さんといっしょ! 純粋非二元と奇跡講座を生きる

欲望都市香港で奇跡を実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

せ、先輩っ!

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毎日、小説を書いている。

 

それも、4作同時進行で書いている。

 

同時進行だと、たとえ1作が行き詰まっても、

 

書けない間に他の作品を書けるので、

 

いつしかスランプから脱出できていたりする。

 

とはいっても、昼間〝オツトメ〟もしているため、

 

平日の夜は特にあわただしい。

 

仕事を終えて夜7時頃に家へ戻ると、

 

それから、ご飯を食べたり、風呂に入ったりして、

 

9時くらいから零時くらいまで書斎にこもる。

 

ネットも、SNSも、テレビも見ない。

 

 

そうやって書斎でパソコンに向かっていたある夜

 

突然、僕が敬愛する三人の作家の気配を感じて

 

ハッとなった。

 

その三人とは、

 

『孽子(ニエツ)』を書いた台湾の作家白先勇と

 

『男の中の半分は女』の張賢亮、そして、

 

『一千一秒物語』で有名な稲垣足穂である。

 

この時、別段彼らのことを考えていたわけでもなく

 

普通に作品の中に没入していたら、

 

いきなり周囲に何かの気配を感じて、

 

「あっ、先輩たちだ」と心の中で叫んだ瞬間、

 

全身にぞわぞわぞわーっと鳥肌が立ち、

 

彼らが本当にここにいるのを感じたのだ。

 

 

そんな感じがした、とか、多分そうだと思う、

 

というよな、そんな曖昧なものではない。

 

ホントに〝彼ら〟がここにいるのだ。

 

 

ちょっと気味が悪い感覚とともに、

 

温かく見守られているような優しさも感じた。

 

三人の名前を呼べば、何度も全身がぞくぞくして

 

彼らの意識が僕の中へ流れ込んでくる。

 

三人ともすでに亡くなっているのだが、

 

彼らから共通して伝わってくるのは、

 

恐れずに書きなさい、というメッセージだった。

 

それは、本当の自分を表現できないのなら、

 

死んだほうがましだ、という確固たる信念だった。

 

 

大先輩たちの応援を受けながら、

 

どんなにゲスでも、どんなにおぞましくても、

 

絶対に自分の本音でないものは書かないと誓う。

 

 

こういうことを書いたら出版してもらえない、

 

こんなことを書いたら皆から何て思われるだろう

 

こういう風に書いたほうが体裁が良い、といった、

 

自分の中の無意識の心の動きに警戒する。

 

 

この時以来、心の中で彼らの名前を呼べば、

 

すぐに全身がぞくぞくしてきて、

 

彼らの気配を感じられるようになった。

 

  

世に自分の作品を残すためでも、

 

また、誰かに読んでもらうためでもなく、

 

ただ、自分を表現する歓びのために書く。