香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

場面の自分

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僕達は日常的にいくつもの世界(タイムライン)を

 

行き来しているのだ、と兄貴は言う。

 

会社で同僚と仕事をしている時の世界、

 

ひとり家で小説を書いている時の世界、

 

家族といる時の世界、

 

友人と酒を飲んでいる時の世界、

 

それぞれの世界にいる自分は、場所だけでなく、

 

話し方、立ち居振る舞い、表情、性格など、

 

何から何まで違っている。

 

そう考えると、普段から自分は、無意識のうちに、

 

いくつもの違う自分の世界を行き来している

 

ことになる。

 

 

異なる場面として存在するいくつもの世界は、

 

周波数が異なる独立した別個の宇宙である、

 

と〝彼〟(兄貴)は僕に説明した。

 

しかし普段の僕たちは、これらいくつもの世界を、

 

独立した全く違う世界であるとは思わず、

 

〝ひとつの現実〟として捉えているため、

 

その中のどれかの世界で問題が生じれば、

 

それが他の世界にまで影響を与えてしまう。

 

例えば、会社で嫌なことがあって気分が悪いと、

 

友人と飲んでいる世界にまでその気分の悪さが

 

波及していってしまうのだ。

 

 

それぞれの場面が、全く別々の人生だ、くらいに

 

認識できてくると、ひとつの場面を手放すことは、

 

ひとつの宇宙を消滅させることと同じになる。

 

例えば、僕が会社勤めを辞めることによって、

 

会社にいる僕、というひとつの宇宙が消滅する。

 

またある人にとっては、それが離婚だったりする。

 

離婚することで、家庭というフィールドが消え、

 

結果、パートナーに葛藤する自分もなくなる。

 

自分の中の世界(宇宙)がひとつ消滅するのだ。

 

なので、会社を辞めるとき、離婚するとき、など

 

世界を手放すときは愛で手放さないといけない。

 

愛情ではなく、愛で世界を終わらせるのだ。

 

会社や相手の要求を全て受け入れるのは、

 

愛ではなく愛情である。

 

自分に正直に寄り添うのが愛である。

 

だから、

 

きちっと話し合い、イーブンで終わらせる。

 

 

そうやって愛からの断捨離をしてゆくと、

 

最後はひとつの自分だけが残る。

 

それは、愛に満ちた平和な世界の自分だ。

 

なので、いつでもどこでも自分を変えることなく、

 

好きな事だけをやって自由に生きている人は、

 

世界がひとつしかない状態にあると言える。

 

赦しとは、退職や離婚など、

 

実際に何かをやめることによって、

 

場面(世界)が消えることでもあり、

 

幸せな夢とは、

 

最後に残ったひとつの世界のことをいう。

 

 

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今の縦軸に焦点を合わせ、

 

今この瞬間に在る自分や神や愛に、

 

気づいていられるようになってくると、

 

常に、今ここに在る世界の場面だけが

 

展開されているように感じられてくるので、

 

自分の中にいくつもの世界を内包していても、

 

他の場面の世界との干渉が起きなくなってくる。

 

 

赦すには、今この瞬間が不可欠なのだ。