今日の気温は摂氏20℃、
雲一つない快晴の香港である。
そして、僕の心も、いたって快晴である。
多分これは、意識の矢印が常に同じ方向、
つまり無限の自分側へ向いているからだと思う。
今日は、
二週間前に縫った足の傷の抜糸をしてもらいに
アドベンティスト病院へ行ってきた。
山の中腹に建つこの私立病院は、
ひっそりとしていて土曜日の平穏に満ちていた。
実際、病院が平穏な筈などないのだが、
これもまた、自分の内面にある平安が
外側に映し出された結果なのだな、と感じた。
今回もコウ医師に抜糸をしてもらった。
傷はちゃんと癒着しており、問題はないという。
それでもまだ親指を曲げたりすると痛いと言うと、
「大丈夫、あなたはすでに治っていますよ」
と優しく告げられた。
👆 高医師は救急医療の専門医師で
どんな病気にも即座に対応できる。
もう先生の大丈夫感が半端ない!
昨日は、2か月ぶりにトレーナーと筋トレをした。
トレーナーは主に二か所のジムと契約していて、
普段は香港島側のジムでトレをするのだが、
昨日は九龍側にある尖沙咀のジムで行なった。
足の指を曲げずにすむメニューを組んでもらい
胸と背中と、後はスクワットで下半身を鍛えた。
「そこで諦めないっ!呼吸呼吸!あと2回!」
と、ガンガン追い込んでもらう。
それでも、以前と同じ重量は挙げられず、
案の定、今日は全身筋肉痛の嵐、であった。
せっかく九龍側に来たのだからと、筋トレの後、
チムサーチュイから香港側の夜景を映しながら
インスタ配信をすることにした。
光の磁場のこと、兄貴のこと、赦しについて、
などをあれこれ喋って、何気に画面を見ると、
なんと、マイクがオフになっているではないか!
かああぁーっ、やってしもた。
気を取り直して、もう一度配信し直した。
結果2回目の方が話がまとまっていてよかった。
👆病院から戻り、近所のカフェでアニータ三昧
こうやって久々に香港の夜景を見ながら思った。
僕たちは本当に見事なまでに、緻密で高度な、
〝夢の場〟〝自我の城〟〝幻影の映像〟
を作り上げてきたのだな、と…。
もう、これって芸術作品だ、と感動してしまった。
そして、この夢の芸術作品を、
無限の自己側(内なる神側)から観ていると、
それは、はかない夢の映像ではあるけれど、
神の愛がちゃんと反映されたものとして映る。
だから、自分がこれまで歩んできた人生、
イジメられたこと、人から攻撃されたこと、
また、誰かを憎んだこと、何かを失ったこと、など
何一つ否定する必要なんかないのだと解かる。
それは、内なる自己側(神の愛側)から見れば、
全てが美しい愛の芸術作品であるからだ。
僕たちは実際に、テレビや映画館などで、
様々なドラマや映画を見て感動の涙を流すが、
実際、ドラマや映画は全て〝ウソ〟だけれど、
それを見たときに感じる〝感動する想い〟は、
神の想いと同じであり、真実なのだ。
これからの僕たちは、
見えるものを信じる、のではなく、
自分が信じるものが見える、世界へと移行してゆく。
今後、何を信じ、何を見てゆくかは、
それぞれが選択してゆくことになるのだ。
そして、何を選択しても間違いではない。
それが、バシャールの言う、
自分が決めた列車に乗ることの意味なのである。
そういう意味で、
僕が今感じているこの理由のない平安は、
無限の自己側を真実として生き始めた結果、
感じているものなのだろうな、と思っている。
というわけで、病院から戻り、
いつものオシャレカフェで昼食をとった後、
家で映画を見ているうちに爆睡、と相なった。