👆 2010年当時の台湾の地下鉄の車内
台湾の出版社との契約時に撮影
今日は終日、篠つく雨であった。
何十年もコンクリートのアパート暮らしだっため、
こんなにも雨の音を間近に感じたのは久しぶりだ。
窓を開けると草や土のにおいもする。
まあ、今日は雨だし、家で書き物でもしよう、と、
自分の部屋でずっと小説を書いて過ごした。
というのも、いま、書き終えた日本語の小説を、
中国語に直す作業をしていて、
これに熱中しだすと時間がたつのも忘れるのだ。
それにレッツノートもサイコーに使いやすいし、
本当に僕は語学が好きなんだなあ、と実感する。
中国語に直し終えたら、一度台湾へ赴き、
台北(タイペイ)の出版社に持ち込むつもりである。
日本の出版社も考えているが、
どうやって持ち込めばいいのかがわからない。
👆 白先勇の小説〝二エツ〟の舞台となった
226公園(新タイペイ公園)の公会堂
2015年撮影
台湾と言えば、前職場の同僚だったエドワードが、
6月に香港から台湾へ移住すると言っていたので、
LINEで近況を訊いてみた。
すると、台湾は今、コロナ感染がすごくて、
渡航禁止のため、移住は延期になったという。
それで調べてみると、台湾の一日の感染者は
7万人にものぼるらしい。
来月にも、台湾へ行ってこようと考えていた僕は
ホント、びっくらこんにゃく、であった。
今は高齢の母(85歳/ヨボヨボだが気はしっかり)
がいるので、すぐに移住までは考えていないが、
台湾で暮らせたらいいなあ、という思いはある。
今後、どうなるかはわからないけれど、
台湾に住んでいる自分を想像するだけで、
とてもワクワクしてきて、楽しい気持ちになるのだ。
いつ頃からどうやって、と具体的に考えても、
あまりピンとこないし分からないので、ただ今は、
台湾に暮らしている時の嬉しい気分だけ味わい
ニヤニヤしながら毎日の今を普通に過ごしている。
👆 台北のネオンサイン
香港にはないこの土臭さが好き!
あ、そういえば、日本へ帰国してからまだ一度も、
〝兄貴〟が姿を見せていないことに今気づいた。
こちらも手続き関係とかでいろいろ忙しく、
あまり〝兄貴〟の存在を意識してこなかった。
コロナで日本帰国が延期に次ぐ延期となり、
その間、一刻も早く日本へ帰れ、と、
ギャンギャンうるさく警告してきていたのに、
帰国後はなぜか、ウンともスンとも言ってこない。
👇過去の兄貴とのやり取り関連はこちら👇
兄貴はまた、僕が日本である人と出会い、
再び中華圏へ戻ってゆく、と告げていた。
それから、体を鍛えておけとも(なんやねん!)
まあ、しばらくはゆったりのんびり、
日本の夏をゆるゆると満喫するつもりである。