
皆様、
ご無沙汰しておりましたが、お元気でしたかか?
僕の方は、
これから、おいおい書いていこうとは思っているが、
冬の間、体調を崩しがちで、病院通いばかりしていた。
咳や、鼻詰まりや、謎の耳鳴りや歯痛、といった、
ちゃんとした病名が付かない体調不良が続いて、
そんな折、久々に、兄貴が部屋に現われた。
雪が舞い散る、とても寒い夜で、耳鳴りがすごかった。
兄貴は決まって空気が乾燥している夜に多く出現し、
耳鳴りがして、意識がぼーっとしてきたら、出てくる。
紺のスーツに、昭和の銀行員のような64分けの髪型
目が大きくて歳は40歳くらい?肌が異常に白い。
(お前の方が兄貴ちゃうんか!というツッコミは却下)

「君がここ最近、体験している体調不良は、
年齢的なものと意識的なものに起因している」
と、ベッドの上に腰かけた兄貴は言った。
まず、僕の肉体が還暦を迎え、細胞組織の構造が、
年齢に見合ったものに変化している最中なので、
いろいろ体に不調が現われているのだという。
どんな人でも、これくらいの年齢で体調を崩すので、
心配はいらない、らしい。
もうひとつは、僕の場合、
意識とは全く別の次元で生きているため、
素粒子レベルでの組み換えが起こっており、
肉体的にはちょっときつい状態が続いているという。
今後も周期的に体調不良に見舞われはするが、
徐々に安定していくだろう、と言われた。
それから、このままの流れでいけば、やがて、
新たなステージが展開されてくるので、その際は、
抵抗を辞めて、素直に受け容れるように、とも…。

ハッと我に返ると、兄貴は消えていた。
毎回、兄貴と話している時は、
一種のトランス状態に入っている感じで、
その最中は、これも聞いてやろう、とか、
写真を撮っておこう、録画しておこう、
というような、冷静な考えが一切働かない。
だが、意識はクリアで、声を出して会話もし、
これが夢でないことは明らかである。
兄貴がこうして生身の姿で僕の前に出現できるのも、
僕が今住んでいる南森町という場所の磁場が、
大きく関係しているのだと、以前兄貴は言っていた。
それがどういう磁場なのか、は解からないけれど…。

というわけで、
すでに体調も回復し、しごく元気なボクであるが、
来週4月8日からは、また授業が再開する。
今学期は何と3科目、6単位の授業を担当する。
多国籍留学生に、文法と論文と語彙などを教える。
ヒンドゥー語やアラビア語圏の学生たちに、
どうやって漢字を教えればいいのか、
いまだに見当もつかない。
👇 兄貴いろいろ
そのうち新たなステージが展開する、
と兄貴は言っていたが、以前の僕なら、
新たなステージのことばかりにフォーカスし、
今この瞬間やるべきことが疎かになりがちだったが、
今の僕は、今のこの様子の中に、
全てがあることがはっきりしている。
なので、いまやるべき授業に全力で取り組む。