👆 玄燈庵近くのバス停から見た風景
わたしはここでは暮らせませんっ!
(LUUPがない!)
1月下旬の個人参禅から戻って、
爆睡をしたあくる朝、ものすごい苦しさで目覚めた。
あああっ、両方の鼻が詰まって全く息ができない。
うううっ、左の下の歯がズキズキ痛む。
おおおっ、のどが痛くて、咳が止まらない。
なにこれ?どういうこっちゃ!
悟りをひらいた高僧に触れたら、
救われるんじゃなかったんかい?
風邪?インフル?コロナ?何ゆえに歯痛?
しかし、熱などはなく、頭痛や吐き気もしない。
鼻づまり、歯痛、咳のトリプルパンチで、
ただただ地獄…、だったので、早速、医者を予約した。
僕の人生の全ては、大阪市北区(つまり都会の真ん中)
で完結しているため、
かかりつけの耳鼻科、歯科、内科のクリニックも、
家から徒歩一分圏内にあり、非常に助かった。
👆 耳鼻科の入口
そこに耳鼻科があるとは思えない
いつも花粉症でお世話になっている耳鼻科へ行く。
「ぽくは、いぱ、あたが、とぅまっていまとぅ」
(僕は、いま、鼻が、詰まっています)
と苦し気に先生に告げ、昨日和歌山へ行って、
帰ってきて朝起きたらこうなっていた、と説明すると、
「和歌山?なんでそんな杉だらけのとこへ行ったんや」
と先生(70歳前後/不機嫌なキダタロー)に言われた。
鼻腔の中の鼻汁を器械で吸い取ってもらい、
鼻炎の薬以外に、漢方も出すと言うので、
「漢方はちょっと匂いと味が、苦手なんです」と言うと、
「ええ歳して、そんなん言うてたら治らへんぞ!」
と叱られた。
本当は、漢方なんか飲んでも全然効かへんし、
と言い返したかったが、もっと怒られるのでやめた。
👆 歯医者の水沼先生
さわやか笑顔でないと、院長は務まらない
次に、家から50m先にある、
これも行きつけの歯医者へ向かった。
疲れて爆睡して起きたら歯が痛かった、と説明すると
「すごい食いしばったなあ。疲れるとよくなるんや!」
と、先生(写真の通り)は言った。
極度の疲労で寝ている間に強い食いしばりが起こり、
歯の神経が腫れている状態になっているのだという。
これは虫歯のように治療はできず、または、
足や腕みたいにシップを貼るわけにもいかず、
痛み止めを飲んで
自然に腫れが収まるのを待つしかないらしい。
一過性のものだが、痛みがなくなるまで、
2週間くらいかかるだろう、と言われた(へこむ…)
歯医者に行った足で、内科へ向かった。
病状を説明すると「ほんなら、短期決戦でいくか?」
と先生(50歳くらい/フェラーリ乗ってそう)は言った。
ちょっと強めの抗生物質と咳止めを飲むことで、
さっさと治してしまおう、というのだ。
ただ、かなりの眠気と口渇の副作用が出るという。
「実は、僕も先週すごい咳が出て、先生大丈夫ですか、
って患者から訊かれるほどヤバかったけど、
この薬で治したから、君も多分いけるんちゃう?」
だって。(多分って、なに…?)
いやはや、頼もしい先生ばっかりで…。
これも僕自身の目の活動であり、耳の活動であり、
自身の活動だ、と(いいきかせ?)、
今に開いて抵抗せずに、全受容で帰ってきた(笑)