香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

神さまがいっぱい

👆 マスクをしてピースしている学生が〝神さま〟

 

 

僕が教える論文のクラスに、クリシュナ、という名の、

 

ネパール人男子学生がいるのだ。

 

「先生、クリシュナって、ヒンドゥー語で、

 

〝神さま〟っていう意味なんだよ」

 

と、周囲の学生たちに教えられ、

 

「素敵な名前だね」と言って、その時から僕は、

 

彼のことを、日本語で〝神さま〟と呼ぶようにした。

 

神さま、前に来て、ボードに答えを書いて!」

 

と僕が言うと、彼は、はにかみながら前に出てくる。

 

こうして、何度も彼のことを神さまと呼んでいるうちに、

 

なんだか、彼が本当の神さまのように思えてきて、

 

やがて、僕の心の中の神さまが反応を始めた。

 

 

blog.hoshitani-shusaku.com

blog.hoshitani-shusaku.com

blog.hoshitani-shusaku.com

blog.hoshitani-shusaku.com

 

 

全ての人たちの中にクリシュナ(神さま)がいる。

 

僕がこれまで、見知らぬ人との一瞬の交流の中に、

 

言いようのない、愛おしさや、温もりを感じていたのも、

 

それは、互いの中に在る神に触れたからなのだった。

 

 

神さま、という言葉に嫌悪感を示す人は多いが、

 

それは自分の親を嫌悪するのにも似て、不毛である。

 

自我が、どんなに神から遠く離れたような現実を

 

突きつけてきたとしても、決してなくならない、

 

それぞれの兄弟の中に在る〝神さま〟…。

 

その、ひとりひとりの兄弟の中に息づいている

 

神さまに気づいていることで、彼らとの交流は、

 

たとえそれが憎悪のやり取りであっても、

 

神聖で、愛に満ちた神の交わりとなるのだ。