
以前、このブログにも書いた《生命之書》の話である。
2008年、リーマンショックで世界中が不景気となり、
当時、香港で転職活動に奔走していた僕は、
転職先が一向に見つからず(てか、求人自体がゼロ)
破産一歩手前まで追い込まれていて、そんな時に、
友人から、人の一生を見通せるすごい占い師がいる、
と聞き、藁にもすがる思いで占いに頼ったことがある。

その占い師(男性/横分け真面目/当時75歳くらい)は
マカオ在住で、月イチで香港にもやってくるのだが、
電話をしたら数か月先まで予約で埋まっていた。
ただ、いくらか上乗せすれば(金額は忘れた)、
列を飛び越え、最速で鑑定してもらえるという。(笑)
当時、本当に万策尽きていた僕は、
友人に金を借り、その占い師に見てもらうことにした。
数週間後に電話が来て指定場所へ行くと、大師から、
分厚い手書きの手紙《生命之書》を渡された。
内容をひとつひとつ、ていねいに解説してもらう。
手紙には、何年のいつ頃、どんなことが起きるかが、
事細かく書かれていて、本を出版することとか、
ベトナムに駐在することとか、具体的だった。
その時の様子は、下記の記事を読んでいただくとして
今振り返ると、ほとんどのことが当たっていた。
👇 「これを言ってしまえば元も子もないんですが、
人の一生ははじめから決まってるんですよ!」
と大師はいった
あれから15年以上の月日が流れ、ふと思い立ち、
久しぶりにこの《生命之書》を読み返してみたのだ。
あの当時はもう、目先のことに切羽詰まっていて、
50歳や60歳に何をしているか、なんて、
読む気にもならなかった。
といっても、月単位で詳しく書かれているのは、
2012年辺りまでで、それ以降のことは10年単位で、
ざっくりとしか書かれていない。
57歳から66歳までの運勢として書かれていたのは、
住む場所が国単位で大きく変わるということと、
あとは、いくつかの困難にぶち当たるが、その都度、
体に痣のある人物が、この窮地を救ってくれ、
それ以降は順調に運命が進む、とあった。
そして、当時は全然気づきもしなかったのだけれど、
最後の方のページに、
絶対にしてはいけない仕事と、やるべき仕事、
住んではいけない場所、などが書かれてあった。
それによれば、
僕は水に関する仕事をしてはいけない、とあった。
例えば、漁師や船乗り、水商売や芸能関係、
水まわり関係や清掃関係の仕事、また旅行社などの
流動性のある仕事もよくない、とある。
反対に、木材を使った仕事、教師、作家、で成功する。
住む場所も、海や川などの水辺は運気を下げ、
森などの樹が多くある場所が運気をあげるらしい。
うん、当たってる。ナットク!
海より山だし、書いたり教えることが好きだもん。
でも、これを見るたびに思うのだ。
「結局、人の一生って最初から決まってんじゃん」
と…。
要するに、自分の力で成し得ることなど、
何ひとつないのかもしれない。