
人の悩みのほとんどは思考のぐるぐるから来ている。
例えば、誰かから嫌なことを言われ(またはされて)、
そのことがずっと頭の中をぐるぐるして止まらない、
ということがある。
好きな人と美味しいものを食べている時でさえ、
その嫌なことを思い出して、最悪な気分になっている。
そして、いつまでも嫌な気持ちのぐるぐるが抜けず、
ちっとも平安でいられない自分に嫌気がさしたりする。

毎度毎度の筋トレネタで申し訳ないのだが、先日、
いつもは深夜0時ごろにしか行かないジムに、
なぜか昼の3時ごろに行って筋トレをしたのだ。
そこで僕はベンチに仰向けになり、いつものように、
36キロのダンベルでダンベルプレスを始めた。
いつもは静かにダンベルを床に置くのだが、
この日はなぜか、勢い余って、ダンベルを、
ボーンと床の上へ放るように置いてしまった。
そのとき、背後から禿げたオッサンがやってきて、
「おい、もっと静かにできんか。
ボンボン、大きな音を立てやがって!」
と、ちょっときつい口調で言われたのだ。
とっさに僕は「あ、すみません!」と謝り、
その後も、普通にトレーニングを続けたのだが、
時間の経過とともに、モヤモヤは募っていった。
確かに、音を立てた自分が悪いのだが、なにも、
そんな言い方しなくてもいいじゃん、みたいな…。
まあ、人が少ない深夜の時間帯では許されることも、
人が多い昼間では迷惑になるのだな、と自省しつつも
〝他の人たちの前で怒鳴られ、恥をかかされた〟
といった、怒りと憎しみで相手を糾弾したい思いが、
頭の中をぐるぐるぐるぐる、エンドレスで流れ始めた。
あれえ?
ここのところ、ずっと思考のお喋りが止んでいたのに
この思考のぐるぐるは何なんだ、と一瞬思った。
それで、この頭の中のぐるぐるを抑えようとせず、
敢えて、流れるままに放っておいた。
僕の場合、出来事や憎悪の妄想が頭の中で延々と
リピート、リピート、するのではなく、
〝侮辱された〟という毒素のような〝感覚〟だけが、
ぐわんぐわんと、みぞおちの辺りで疼いている感じ。
そして、この毒素のような〝感覚〟を、
あると思っていた罪悪感として正面に置いて見つめ、
光にさらして、見送り…
なあんてことはせず(笑)(爆)
今の活動の様子のまま、何もせずにいた。
ふと「もっと家から近いジムに移ろう!」と思った。
名門ゴールドジム、という理由だけで通っていたが、
会費も他所の倍だし、自転車で15分くらいかかり、
冬の寒い夜だと、考えただけで行く気が失せていた。
えっ?
ていうことは、ジムまで南森町ですることになると、
俺の人生、100パー、南森町で完結ってこと?