香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

すってんてんになる

 

 

〝世界を捨てなさい〟というパーサの言葉が、

 

いよいよ現実味を帯び始めた今日この頃の僕である。

 

 

〝自我なんて存在していなかったし、

 

 自他の分離も起こってはいなかった。

 

 よって、この世界自体も生じてはいなかった。

 

 この世界は全部自分の妄想(夢)であり、

 

 結局、自分が自分を赦すだけだった。〟

 

 

そんなこと、10年前から知ってた。

 

しかし、それが事実として響いたのは最近のことだ。

 

例えば、今、周囲にいる誰かとのコミュニケーションが

 

上手くいかないと感じているのなら、それは、

 

父とのコミュニケーションが断絶されているからだ。

 

なので、

 

誰かとのコミュニケーションに問題があることを通して

 

父とのコミュニケーションを回復する必要性を智る。

 

それには、自分は創造主ではなく、父の被造物だ、

 

という事実を100%受け入れる必要がある。

 

この受け入れがたい事実を受け容れることが、

 

この夢の世界から抜け出す鍵となってくる。

 

 

 

現実的な例を挙げると、家や土地の権利、預金残高、

 

車、貴金属、株式証券など、これは私の所有物だ、

 

と思いこんでいるものが誰にでもあると思うのだが、

 

普段は「全てを神に委ねます」と言っていても、

 

いざ、それらの所有物が取り上げられそうになると、

 

気が狂ったように死守しようとするのが常である。

 

だが、実際には〝私のもの〟なんてどこにもなく、

 

全ては幻想であり、その証拠に、肉体を脱げば、

 

巨万の富も、ひとつ残らず霧消無散する。

 

それに、それがたとえ夢の産物であったとしても、

 

被造物である自分が創りだしたものは、

 

ひとつ残らず創造主である父に属するものなのだ。

 

金持ちが天国に入るのは、駱駝が針の穴を通るより

 

難しい、と言われる所以はここにある。

 

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じゃあ、自分が所有している財産を全て手放して、

 

神に返せるか、と言われたら、僕だって無理だと思う。

 

肉体を脱ぐまではご飯を食べねばならないからだ。

 

しかし、ここで敢えて、精神的でもいいので、

 

これは自分のものだと言い張っていたものを父に委ね、

 

自分のコントロール下に置かず、父に任せきると、

 

私の所有物だと思っていたものも、

 

他者の所有物だと思っていたものも、

 

全てが私だった、という感覚がやってくるから不思議だ。

 

正しくはないが、分かりやすい言いかたをすると、

 

銀行のお金、隣に建っている豪邸、あらゆる被造物が

 

全部〝私〟に属しているように感覚化されてくる。

 

そして、自分のものだと思っていたものを全て神に返し、

 

神と同じものを与えられていたことを悟った時、

 

自分も、宇宙も、消滅する。