
👆奇跡パパは、会社で赦しを実践している
数少ない、リーマンコース兄弟だ
ひとつの会社で勤め上げる終身雇用(死語?)
と同時に、赦しどころ満載のザ・中間管理職
つくし姉さんと話していると、奇跡パパがやってきた。
僕のブログに何度も登場している彼は八王子在住で、
この日は、駒木野庭園で合流することになっていた。
奇跡パパは、
背が高くて、穏やかで、一目で優しいと分かる人。
僕たちは3人とも今日が初対面だったのだが、
違和感やぎこちなささもなく、普通に会話ができた。

👆バイク大好きな54歳
つくし姉さんは、お客さんの相手をせねばならず、
閉館時間まではこの場を離れることができないので、
僕と奇跡パパだけで遅いランチを食べに出た。
といっても、ここは山なので飲食店は限られてくる。
甲州街道沿いに、喫茶店があったので入った。
店のオーナーらしき日本人のデブのオッサンと、
中国人の奥さんとその娘がテラスで食事をしていた。
(娘は二十歳くらいで、奥さんの連れ子っぽい)
テーブルにはおにぎりの数々とおかずが並んでいる。
僕とパパさんはその家族の隣の席に着いた。
👇奇跡パパの経歴は下記の記事を参照願います
娘がお水とメニューを運んできた。
メニューには、
ざるそば、おにぎり、さつま芋、とある。
もうすぐ夕食会なので、そんなに食べないから、と、
僕はおにぎり、パパさんは、さつまいもを注文。
すると、娘がオーナーに、
おにぎりはご飯が足りないからできない、どうしよう、
さつまいもは(自分たちが)食べてしまったからない、
だからどうしよう、みたいなことを日本語で言った。
オーナーが、お客の前で、何でそんなことを言う、と、
大声でその娘を叱り始めた。
すると娘が、じゃあ今からご飯炊きます、と言ったので、
オーナーの怒りはますますエスカレート。(笑)
(結局、お前たちが食べたんだろ?ていうか、
彼らのテーブルの上には大きいおにぎりの数々が…)
僕は即座に、ここは違う、と席を立とうとしたが、
パパさんは、お水まで運んでもらったのに悪い、
または、自分たちのせいでこんな状況になっている、
と感じて全く動く気配がない。(あくまで僕の推測)
で、僕が半ば強引にその店から立ち去り、結局、
僕の宿泊先のBASECAMPのカフェで食事をした。

👆 BASECAMPで食べたランチ
奥に見えるのがパパさんが食べたポテトサラダ
「実は今日、ちょっと緊張していたんです」
と、カフェでパパさんは言った。
彼は、全てを受け容れる強さを持っている人なのだが
それを本人は、弱さだと思っているところがあり、
さっきの喫茶店での、今からご飯炊きます事件も、
俺なら、もう無理、とソッコー立ち去る場面でも、
彼は、その様子のまま全てを受け入れて、
そこに留まれる。
これってある意味、強いからこそできることである。
しかし、それを強さだと本人が決然と認識しない限り、
それは、強さにはならない。
そして、その認識は自分を赦すことによって起こる。
(相手や外の状況を赦すのではなく、
相手や外の状況を通して自分の心の中を赦す)
食事の後、再び庭園へ戻って姉さんと合流し、
そしていよいよ怒涛の夕食会へ…。