
習い事サークル、ボランティアグループ、地域、会社、
または、政党や宗教や民族にいたるまで、
この世には無数のコミュニティが存在している。
コミュニティに属さない人なんて、多分いないと思う。
そして、コースにもたくさんのコミュニティがある。

あることについて、広く影響を及ぼす誰かが現れると、
必ずその周囲には、その人に賛同する人達が集まり、
特定の共同体(コミュニティ)が生まれる。
その中には、推し活のような、ゆるーいコミュもあれば
カルト集団みたいな、一歩足を踏み入れれば最後、
人生を支配されてしまうようなものもある。
僕の場合、
ガッツリひとつのコミュに入り込んだ経験はないが、
強いて言えば、アンフィニはちょっとハマっていた。
(最後は、倒産してゲームオーバー…)(笑)
でも、思うのは、
どんなコミュでも必ず分離するとい事実だ。
どんなに高い志を持って始まった共同体でも、
時間と共に必ず考えにずれが生じ、分裂してゆく。

だが一方で、
仲間がいることは大きな支えにもなるし、
1人では成し得ない事ができたりもする。
だからこそ、学ぶことを学んだら長居は無用、
ちゃんと潮時を見計らい、さっさと離れる。
それはコースのコミュニティでも例外ではない。
コースコミュニティは、自ら兄貴の声を聞けるように
なるまでの一時的なツールであり、
ずっと居る場所ではない。
ある程度学びが進んだら、
依存し続ける前にさっさとずらかるのが得策である。
そして最後は、兄貴と自分だけでやってゆく。
たとえ、よちよち歩きで、何度もつまづき、
怖くなって、またあの仲間のところへ帰りたい、
と思っても、である。